単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2022-09-23から1日間の記事一覧

『自閉症と感覚過敏』を読んだ

自閉症と感覚過敏―特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか? 作者:熊谷高幸 新曜社 Amazon 自閉症は、症状の集まりとして診断されている障害であり、症状の範囲についても、さらには関連する障害についても、大きな広がりを見せるようになっていて、その多…

「抽送はポルノ作家限定の内輪の言葉」らしい

ぽいじーにぽれをー。 note.com 読んだ。ピストン運動を意味する「抽送」がポルノ作家の間で使われるようになった経緯についての記事。 ……あれ? 抽送? 俺はなぜか挿送の方を覚えていて、このブログで二回ほど使用したのも「抽送」ではなくて「挿送」だった…

プラシーボ効果はすごい 『精神科医はくすりを出すときこう考える』を読んだ

精神科医はくすりを出すときこう考える 作者:仙波 純一 日本評論社 Amazon エッセイ本ではなく、科学と医学とくすりについての本である。さらに言えば、俗にいう「エビデンス」に依拠した本でもある。 『精神科医はくすりを出すときこう考える』の内容を簡単…

くだらない自分というものと何とか折り合いをつけなければならないよ、それが人生だよ、という歌

岸政彦の『断片的なものの社会学』で以下のような文章があった。 何も特別な価値のない自分というものと、ずっと付き合って生きていかなければならないのである。 かけがえのない自分、というきれいごとを歌った歌よりも、くだらない自分というものと何とか…

思わず親戚の顔になる 相田裕の『1518! イチゴーイチハチ!』を読み返す

1518! イチゴーイチハチ!(1) (ビッグコミックス) 作者:相田裕 小学館 Amazon あまりに外が暑くて出かける予定を取り消し、GUNSLINGER GIRLで有名な相田裕の『1518! イチゴーイチハチ!』を読み返していた。ざっくりいえば、真面目に生徒会活動をやって…

『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』を読む

脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線 作者:紺野大地,池谷裕二 講談社 Amazon 脳という分野に限定されるが、バイオハッキングやトランスヒューマンといった身体改造技術の話だ。攻殻機動隊への道筋だ。これがお…

『つながりの作法 同じでもなく違うでもなく』を読む

つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく (生活人新書) 作者:綾屋 紗月,熊谷 晋一郎 NHK出版 Amazon 俺が自信をもっておすすめできるアスペルガー症候群の本が『つながりの作法 同じでもなく違うでもなく』。当事者エピソード、理論的枠組み、コミュニティ…

『発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること』を読んだ

読書メモ 発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること (講談社選書メチエ) 作者:兼本 浩祐 講談社 Amazon ゆで卵とスプラとおっぱいが例えで出てくる、DCD特性が強くある発達障害当事者の精神科医が書いた本。広くいえば、発達障害と診断する、説明…

2022年の夏

久しぶりに酒を飲に潰れるまで飲んでいたらブログを書く意欲が湧いてきたので。だいたい2022年の夏ごろのお話。 壊れ続ける部屋 鍵をなくして見つからない 面白かった本 怖かった本 良かった曲 懐かしかった曲 渋谷は夜中でも人だらけで驚き LGBT 明日カノの…