音楽レビュー
MEAT EATERSの名作『so messed up』は、手に入れるのが非常に難しい。Amazonに在庫はなく(数年に一度だけマケプレで出品される)、過去にメルカリでも一切取引されていない。もうライブの物販で販売されているかもわからない。以前は公式HPで、『4tracks』と…
にじさんじのメンバーが先日開催したライブで「林檎もぎれビーム!」をカバーしたようで。そういえば、このすばらしい曲についてまだ書いたことがなかったので、いまの俺がこの曲をどのように受け取り、どのように聞きつづけているかについて書いていきたい。…
COCK ROACHの新作『Mother』のレビューで「最高傑作」と書いたところで、そういえば『赤き生命欲』がプレミア価格でいまだに入手していないことに気づき、Amazonをチェックしてみたら手が出せない値段でもなかったのですぐに購入した。 で、『赤き生命欲』は…
全国1800人のcock roachファンの皆様こんばんは。この度、虫虫国家黒虫県蜚蠊市に新しく引っ越してきたものです。……ってのは、COCK ROACHの公式掲示板でみかけた『Mother』リリース告知文からの引用なのですが、はたして俺は1800人のうちの1人に名乗っていい…
名作シングルシリーズ第四回は、THE BACK HORN「初めての呼吸で」 イラストは、山田将司作。ニューヨークレコーディングのシングルです。「初めての呼吸で」1.初めての呼吸で2.ハッピーエンドに憧れて3.番茶に梅干し 生と死をテーマにしてきたTHE BACK HORN…
名作シングルシリーズ第三回は、七尾旅人「OMOIDE OVER DRIVE」 マイベストノスタルジーアンプラグドシングル。 「OMOIDE OVER DRIVE」1. おもひで!おもひで!2. 八月3. 戦闘機 4. メロ~走る戦慄,笑う旋律~ 七尾旅人のデビューシングルの「OMOIDE OVER DRIVE…
名作シングルシリーズ第二回は、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「ゲット・アップ・ルーシー」。 ロンドンのトー・ラグ・スタジオにて、ヴィンテージ機材のみで録音されたというシングル。 1.ゲット・アップ・ルーシー2.スピーカー3.スパイダースパイダー4.深…
名作シングルのコレクションの中からお気に入りの一枚を紹介する企画。 第一回目は、NUMBER GIRLの「DESTRUCTION BABY」。 「DESTRUCTION BABY」 1.DESTRUCTION BABY 2.TEENAGE CASUALTIES 3.CRAMP DISCHARGER 4.DRUNK AFTERNOON 名曲が四曲入りの名盤。 NUM…
LUNKHEAD の[vivo]のアルバムレビュー。 「くだらないこの世界、終わりそうな気配がしないから」 これまでのアルバムのなかに一曲か二曲あったような激しい曲が、アルバムのほぼすべてを占めているという凄まじいエネルギーが込められた傑作。 [vivo]の何が…
麓健一のバリケード。 静謐なアコースティックギターと、掠れた優しい歌声のみの構成。何度もリフレインされる「今日も生きてたはずなのにそれを感じることがない」という詩が印象的で、途方もないほどの空虚感がありありと写しだされているようで。シンプル…
COME BACK pegmap!! pegmapは「軟弱なギターロックに終止符を」という大層なフレコミを掲げていながら、主題としているのはやりきれなさだったりどうしようもさだったりと、むしろ終止符を打たれそうな脆さがあるバンドというイメージがあります。わたしは…
THE BACK HORNの盟友、COCK ROACHのアルバムレビュー。 今回は、大のお気に入りのアルバム「虫と夢死と無死の虫」虫の夢死と無死の虫 呪術的なボーカルと、ヘヴィなサウンドが特徴的。静かなアルペジオが爪弾かれたり、轟音のギターサウンドであったりするも…
THE NOVEMBERSのdnimをレビュー。 美しくもあり、不穏でもあり、乱暴でもあり、そういうのひっくるめて心地いいという感覚。心地よいでいうならば、オルタナ感の強いバッキバキのサウンドや、あんがいキャッチャーで綺麗なメロディもで、強靭なグルーブ感を…
寝ても覚めてもBRAHMANの日々。こんなにハマったのは何年振りだろうか。今回はBRAHMANの『Antinomy』 のレビューとなります。 ハードコアとして語られることが多いBRAHMAN。今作は従来のハードコアの激しさを受け継ぎつつも、何よりメロディーが美しい。そし…
火曜日に前作のレビュー記事を上げて、水曜日には新作の「#7」のレビューを書こうと思っていたのですが、今作の濃さに圧倒されてすぐにレビューが書けなかったです。オススメしたいのにどこにオススメすればいいか分からない名作。あらためてレビューを。#7 …
ライブでのある出来事。バンドの演奏中に煽ったりするマナーが悪い客がいて、そのうざい態度に見かねたバンドメンバーがステージから降りてきて、客との乱闘騒ぎになったらしい。 これはかっこいい! このバンドの魅力といったら獰猛でかつ遠慮のない様でし…
ひさしぶりの全曲レビュー。この記事はどうにも納得がいかずに下書きのままにしていましたが、いったん下書きにしてしまうとなし崩し的に他の記事も公開をためらってしまって、またブログが更新できなくなりました。なのであらためて公開します。満足がいく…
去年書いていてアップするのを忘れていました。 大掃除をしようということでフォルダ整理をしていたらみつけたこの画像。 8月28日に行われたアニメロサマーライブにて、「放送事故!」と一部で物議をかもした「エリオをかまってチャン」のライブシーンの写真…
待ちくたびれて朝が来る/クリープハイプ 東京・下北沢を中心に活動する4ピース、クリープハイプ。“世界観が良いね”と評されることに腹を立ててのネーミングだという尾崎世界観(vo、g)を中心に2001年結成。 「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い」 がむしゃ…
最近、この曲の魅力がやっと分かったかなと思いました。そのとき、俺はあらためて感動したわけなんですが、その受け取った感動をそのまま切り取って書ければいいなと思います。狭心症/RADWIMPS すごい曲ですよね。皮肉、不安、苛立ちなどのアンチテーゼを、…
新企画。というほど特別なことをするわけではありませんが、私の独断で名曲だと思っている曲をレビューする企画を考えました。対象にするのは、女性アーティストやJ-POP、アニソン、洋楽などが中心で、これまで取り上げだことがないような楽曲が中心になりま…
Gear Blues/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT 今日、7月22日はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT のギターリストであるアベフトシの命日です。俺がミッシェルのアルバムの中で一番愛しているアルバム「Gear Blues」のレビューを書きます。
彼岸で散る青/THE NOVEMBERS THE NOVEMBERS - 彼岸で散る青(PV) のあのわ / 「スクォンクの涙」 【VIDEO CLIP】 のあのわ 思わず唸ったこの二曲。どちらの曲も起点となるメロディーラインがひたすらループするんだけど、なぜか飽きがこない。メロディーが良…
今年もいよいよ折り返し。そして今日から7月になります。 とことで、夏の名曲についてレビューをしようと思います。 7月(July)/ bloodthirsty butchers
andymori/andymori す ご い た の し い。これはロックを聞かない人にも聞いてもらいたいです。
超電磁砲/シリカ 神戸からの逆襲が始まるぜ! ロッキオングジャパンのようなレビューを意識してみました。 そういえばシリカはロッキングオンの今月号にのっていましたね。地下の駐車場に三人。
死んだはずの僕の旅行/無限マイナス 総評 86点ほんとうは怖いグリム童話。
こんなに切ない曲だったのですか・・・。CDが手に入ったのでレビュー・感想をぶあっと書きます。「化学反応」って言葉が何よりこの作品を物語っていると思います。こんな組み合わせありかよ!って唸ってしまうほど素晴らしい出来。
この曲はアルバム「僕まだ何も知らない。」に収録。個人的にはシングル以外では最も好きである曲です。詞は少年時代のストーリー仕立てになっていて、何よりもメロディーの美しさが半端ではないので、すんなりとすぐに聞き入れる曲だと思います。houseの意味…
深淵から爽やかな風が吹き荒れる。実はこのアルバムは全曲レビューをしようと思っていました。そして、2、3曲ほど試しにレビューを書いてみて、すかさず挫折しました。分かりやすい歌詞かなって思っていたら、その実、全然意味が読み取れなかったり、読み取…