単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

「NUMBER GIRL」が曲名や歌詞に含まれている曲をまとめてみた

昨日はじめて知ったバンドの歌詞に「NUMBER GIRLを聴いていた」とあった。

そこで、ふと「NUMBER GIRL」が曲名や歌詞に含まれている曲がどれくらいあるのだろうかと気になったのでざっと調べてまとめてみた。

彼らに影響を受けたバンド~とか遺伝子を引き継いだ~とかのまとめはすでに多々あるが、直に名前を引用しているバンドのまとめはなかったのでどれくらいあるのか気になったのだ。

 

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曲名編

1.「だけじゃないBABY」ネクライトーキー

六畳一間で僕はただ

NUMBER GIRLを聴いていた

冒頭に書いたきっかけになった曲。ネクライトーキーのメンバー朝日さんは、コンテンポタリーな生活のコンポーザーかつオルタナティブロック色が濃いボーカロイド曲を多数制作している石風呂さんと知った。線が繋がって納得した。


ネクライトーキー MV「だけじゃないBABY」

 

2.「アウトマイヘッド」LUNKHEAD

履きなれた靴を履いて ナンバーガールを耳に刺して

深呼吸を一つする

2番の歌詞では「4番線ホームの上 思い出が心を刺して 17歳の俺がいた」とつづき、現在と過去の時間軸をNUMBER GIRLが繋いでいるようでグッとくる。


LUNKHEAD 「アウトマイヘッド」MV FULL

 

3.「I`m Still In Love feat.入江陽」4×4=16 

Number Girl アジカン ACIDMANとか 片耳Earphonesで一緒に聴いた

今思えば愛想が良かったな 気付けない可哀想なon my mind 

ナンバガ教えてあげたGIRLは BIGMAMAにハマってどっか消えた

ナンバガ教えてあげたGIRLはBIGMAMAにハマってどっか消えた」のフレーズのみで物語が立ちあがってくる、ような気がする。バンド「4×4=16 」ははじめて知った。

open.spotify.com

 

4.「ゲリラ×向井太一」あっこゴリラ

マッカトニー フーのトミー

ナンバガブランキー

ビートルズのメンバーである「ポールマッカトニー」と、The Whoのアルバム「Tommy」、「BLANKEY JET CITY」そして「NUMBER GIRL」が登場する。

 

番外編「少女の音色に導かれ」そこに鳴る

「少女」と言っていいのは向井秀徳だけ

今も未来も鳴り響く 幻の影の絶対性を崇めても

諸行無常の音色を 冷凍都市に投げ捨てろ

向井宗徳、冷凍都市、諸行無常のキーワードのみだけではNUMBER GIRLZAZEN BOYSかは特定できないが、一応入れておく。

open.spotify.com

 

タイトル編

1.「N・G・S」ASIAN KUNG FU GENERATION

NGSとは、ナンバーガールシンドロームの略称のようで。わたしが人生で一番はじめに出会ったNUMBER GIRLが引用されている曲。

 

2.「Girl meets NUMBER GIRL」きのこ帝国

タイトルにNUMBER GIRLを使用しているが、歌詞と曲調からはそのエッセンスを表立ってだしていない。

 

3.「Number Girl」Oh My Ellie


Oh My Ellie - Number Girl(MV)

イントロのベースラインと間奏のギターのコード感は完全にNUMBER GIRLで「発狂した飼い猫」と口ずさみそうになる。動画のコメント欄で「大好きなバンドをリスペクトしたオマージュ作品です」と書いてある。

 

4.「BRUTAL NUMBER GIRL.」NUMBER GIRL

べつにこのラインナップからNUMBER GIRLは対象外とはしていないので。名盤「SAPPUKEI」のオープニングナンバーで、同アルバムのラストナンバーが「BRUTAL MAN」。

ちなみに「SAPPUKEI」のジャケットが「敷居の住人」という漫画で登場している。

 

5.「if number girl were coming back」iwdbys


iwdbys. - if number girl were coming back

こちらは中国のバンド。それ以上の情報は調べても分からなかった。中国といえば、透明少女からバンド名を半分ほど取った「透明雑誌」は一時期話題になっていたことを思いだす。

他にも中国で影響を公言しているバンドがいないか調べるためにNUMBER GIRLの中国語表記を調べたところ、『團名來自NUMBER GIRL的單曲「透明少女」とそのままだった。

馬名でも

曲名や歌詞ではないが、過去に馬名にも付けられていたことがあるらしい。またこの馬主は「タトゥーアリ」や「スカートフワリ」といった馬名も付けているので十中八九ファンでしょう。

 

以上

思っていたよりかは、曲名や歌詞に直に使用されている楽曲は少なかった。

これが、歌詞に「冷凍都市」を引用している曲や「〇〇少女」といった曲だとけっこうあるのだが、直に引用している曲はあんまりない。

そして、当のNUMBER GIRLも「pixies du」 「IGGY POP FAN CLUB」と、彼らが影響を受けたバンドを曲名に冠している。この線を過去に辿っていったらどこまで行くか気になるが今回は関係ないので。

 

わたしは高校生時代に「SAPPUKEI」を手に取ってから、すぐさまエレクトリック混乱主義者にさせられ、彼らのルーツを辿るためにpixiesSonic Youthといった海外のオルタナティブロックを聞きはじめ、また彼らの影響を受けた(と言われていた)ハヌマーン凛として時雨も聞くようになった。

だから、NUMBER GIRLというバンドはすばらしいオルタナティブロックの結節点みたいなもので、そこを起点に過去や未来のバンドを辿っていったものだった。さらには小説や漫画などのジャンルの垣根をこえても出会うことが何度かあり、そのたびに彼らの影響力の高さを再確認したものだった。 

それはさておき、音楽史における存在や影響力といった文脈は一切抜きで、そもそもが彼らの曲が好きなので、あと一週間後にライブに行けるのが楽しみで仕方ない。それもあってこんな記事を書いては気持ちを落ち着かせている。

 

小説、漫画編はこちら。

dnimmind.hatenablog.com