単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

Vampire Survivorsは300円の買い切りゲームで超楽しくて100時間はやってる

 Steamで購入した『Vampire Survivors』をもう百四十時間ほどプレイしている。三百円のタワーディフェンス型。最近は、壱百満天原サロメ嬢の配信を見ながらまったりやっているが。購入当時はハマりすぎて寝不足になった。夜にプレイしはじめ、「最後にあと一回やって寝るか」を繰り返し、鳥の鳴き声が聞こえて朝日が昇りだしたことに気づいて、あと一回だけプレイする。ゲームにハマってハイになると、睡眠時間は減るのに活動的になり、職場でもテキパキと動き、一方で食がおざなりになって体重がみるみる減っていくから気を付けなければならない。

 

 上の画像は、ゴールデンエッグ実装前に、ワンプレイでどれだけゴールド稼げるか試行錯誤して、十一万稼げたときの記念スクショ。自分で武器の組み合わせを考えて、それがハマったときの快感はたまらない。ただこんだけプレイすれば最適解はうっすら分かってしまう。もう出ている要素はすべてコンプリートしている。俺のなかで終わりが近いが、頻繁にアップデートされているのでしばらくは遊べそう。これが三百円の買い切りゲームだってさ。家賃がこの百倍と考えると、家賃ってまじで高いな。いやでも共益費込みで家賃三万ちょっとって安いほうだし、関西の安い地域といえども相対的に安いが、『Vampire Survivors』が三百円買い切りなのは安くて驚く。

 以下、ゲームにまつわる談義。

 ライブラリの横にある放置ゲームの『YourChrnoicle』のプレイ時間を見たら三千百時間とある。え、そんなにやってたの。PCをずっと起動させて放置していたからとんでもないプレイ時間になっている。こちらはもう飽きてしまったのでもう放置している。ゲームそのものを。

 『TowerSwap』というアクティブユーザーが数十人くらいしかいない3Matchアプリゲームがあり、世界トップ二位くらいのスコアを叩きだした。

 ゲーマーというほどではない。Nintendo Switchを所持しているが、甥っ子とスプラトゥーンやフォートナイトで一緒に遊ぶか、コンシューマー移植されたノベルゲームをやるくらい。ゼノブレイドシリーズは全部やっている。要素のコンプリートはしてない。

 母は「ゲームなんてくだらないものをする暇あるなら勉強して点を稼げ」という人間だったが、父親はドラゴンクエストをやっていた。寡黙で、自室に籠りっきりで、「なぜか家にいる赤の他人」と姉が称するくらいに存在感がなかった。テレビがリビングにあるから父がそこでゲームをしにたまに顔を出していた。父がドラゴンクエストをプレイするのを後ろから眺めるのが好きだった。とはいえそれが会話のきっかけになることもなく、父と仲が良くも悪くなく、ただただ関係性が希薄でありつづけた。

 大人もゲームをやっていいんだよ、なんてこと別にわざわざ言うこともないような世の中に、少なくとも自分の周辺の世界はそのようになっているような気がして、それはとてもいいことに違いない。今だったら龍神様(スピリチュアル商法の権化)を拝んでそうな母と、ドラゴンクエストをやる父はいい組み合わせだったのかもしれない。

 神戸が誇る平民金子先生がスプラトゥーンにハマっていたとき、一緒に遊ぶ相手をTwitterで募集していたから、勇気だしてリプライを飛ばして何度か遊んだことがある。よく読んでいて一方的に慕っているブログの人とゲームで遊ぶのは不思議な感じがした。

 甥っ子をボコボコにするためにひとりでFortniteをやっていたら、ゲーム内ボイチャで声変わりしていないおそらく小学生が下ネタを連呼するような体験が何度かあった。小学生っぽいというのもあり、下ネタの語彙が貧弱で具体的には「ちんこ!きんたま!セックス!」くらいしか言ってなかったし、それ聞いててなぜか安心した。大人だってTwitterでみんなそんな感じのことを呟いてるし。

 龍神様を拝んでそうな母と、ドラゴンクエストをやっていた父って、家庭紹介にしてはなかなかいいのでは。日本国内で一組くらいは、龍神様の伝道師の母とドラゴンクエストXネトゲ中毒の父がいそう。その子どもにはゲーム内ボイチャで、掴もうぜ!ゴールデンボールゥ!とかしょうもない下ネタ言っていて欲しいと思った次第。これら、危うさをはらんでがいるが、なんだかんだで幸せそうな家族の風景っぽい。

 ゲームについて書いていたら結局はいい話になってしまった。