単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

感想の時代は終わりました。これより、連想ゲームの時間を始めます。

 「感想が書きづらい」という謎が解けたの、連想ゲームをやらされていただけと分かったの、おれのブログ史に刻まれるエポックメイキングかつパラダイムシフトなので、過去記事にある「感想が書きづらい」系文章を引用してみる。

 

感想が書けなくなってきた。

感想を書くときの、核にあたる、自分の内部に生じた「通常ではない部分」というのが、見当たらなくなったのかもしれない。よく分からない。

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ひとつ前の記事で気持ち悪いことを書いてるな、今度はもっとましなことを書きたい。なにか好きな作品を褒めそやすようなことを、気持ち悪くならないように、自分語りを控えめにして感想部分をうまく切り取って書きたい、と考え、気が付くとさらに気持ち悪い文章が生まれ、よくない。

dnimmind.hatenablog.com

 

俺は「これ抜きにしては語れない」と言うとき、俺にとっての「これ」がどれくらいなのか分からない。

だから俺が感想をより正確に書こうするならば、どうしても参照の合わせ鏡化した感想と向きあわざるえなくなる。「これ抜きにしては語れない」のこれって一体どれだったっけ?と分からなくなる。

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作品をおすすめするなら簡潔に紹介し、感想文を書くならシンプルにまとめることができたらいいのだが。

それができない。

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「このシーンであのバンドの歌詞を思いだしたよなー」とか一人感想会がおこなわれ偏っているのがよく分かる。

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この数か月で、恒川光太郎の『秋の牢獄』『夜市』『無貌の神』『スタープレイヤー』『ヘブンメイカー』『竜が最後に帰る場所』『雷の季節の終わりに』を読んだ。が、特に感想のようなものは思い浮かばずに、よってブログに書かなかった。面白くなかったわけではない。むしろ、面白かったからこそ次から次へと読んだのだから。

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「○○の感想を楽しみしています」ってコメントでもらったときに、楽しみにしている人がいるなら書こうと思ってはいるものの、いざ書いてみると訳分からなくなって挫折するって流れを何度も繰り返しています。

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 きっと明日にはもうどうでもよくなってる。説明が付いてしまったからか、こうしてまとめているうちに俄に興味を失いつつある。心からどうでもよくなってきてしまったので、最近のどうでもよくない、おれがハヌマーンの歌詞を聞き間違えしていた話をすると、『アパルトの中の恋人達』の歌詞を、「部屋に帰れば彼女はまだ眠ってて床に落ちた天王星のそれと目が合う」と聞いていたが、歌詞カードを読んだら「台湾製のそれ」だった。それ、天王星のピアスかポスターかなんかだと思っていたが、台湾製のぬいぐるみか人形かなんかだった。それにしてもこの曲だけ再生数がずば抜けているし、知名度があるようで、どこで流行っているのか。名曲だからおかしくもなんともないけど


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 記事のタイトルは『ヒミズ』の帯文字、「笑いの時代は終わりました…。これより、不道徳の時間を始めます」で、これを歌詞に引用したLOWPOPLTD.の『Last Song 』というすばらしい曲があって……いや、あるだけ。つづけない。