す ご い た の し い。これはロックを聞かない人にも聞いてもらいたいです。
1. FOLLOW ME |
2. everything is my guitar |
3. モンゴロイドブルーズ |
4. 青い空 |
5. ハッピーエンド |
6. 都会を走る猫 |
7. 僕が白人だったら |
8. ベンガルトラとウィスキー |
9. 誰にも見つけられない星になれたら |
10. サンセットクルージング |
11. Life Is Party |
12. すごい速さ |
駆け抜けるロックンロール。風通しの良いサウンド。牧歌的なメロディー。
性急なリズムで歌われるリリック。インターナショナルな詞世界。
郷愁。全力疾走のドラム。ファンキーに跳ね回るギター。負けずに主張するベース。
いやー、楽しいです。思わず笑顔がこぼれそうなほど、楽しさが詰まっているアルバムですよ。
このandymoriのアルバムを聞いていると、自然にリズムを取ってしまいますね。
どこまでの陽性に振り切っているアルバムです。世界が黄色に染まる。染まる。
アルバムに対して、楽しい評価はどうなんでしょうかね(笑)
でも楽しいから楽しいのでまったく嘘偽りはないですよ。
andymoriは多くの大御所から注目されている気鋭のバンドです。
いちど、彼らのロックンロールを聞いた方はきっとこれに頷くことでしょう。
メロディーセンス、演奏技術、童心を思い出させる無邪気な歌詞、
楽曲を構成する要素のどれもが音楽の楽しさに満ち溢れていて。
それが聞いている僕たちにもひしひし伝わってきます。
こういった音楽の原点を奏でるバンドは珍しいんじゃないかな。
原点のロックンロールをかき鳴らしているのです。
僕のギターをきいてくれよ
特に何のこだわりもない音
このアルバムの時点は彼らは若手という位置です。
だからってもちろん勢い一辺倒ではないのです。
ノスタルジーを感じさせるバラ―ド曲や哀愁のロックナンバーもあります。
ロックがロールをしている楽曲の楽しさは言うまでもなく、
こういったしっとりとした楽曲の出来もまた素晴らしいんですよね。
なんせ、メロディーが抜群に良い!それは懐かしくて楽しくて切なくて。
心のど真ん中に沁みわたるようなメロディーなのですよ。
彼らのメロディーメーカーとしての才能が発揮されています。
彼らのアルバムは全部チェックしていますが、このandymoriが一番好きですね。
私はやっぱり暴走するドラムに導かれるように展開していく曲が好きです。
「follow me」「僕が白人だったら」のドラムプレイにはもうにやけっぱなしです。
すごいはやさのスネア連打、絶妙なリズムを刻むハイハット捌き。などなど。
せっかくの素晴らしいメロディーをかき乱していくこのドラムがたまらない。
ロックンロールバンド
君の目が君の髪が指が足が
ロックンロールバンド
君の目が君の髪が指が好きさ
everything is my guitar
物語が始まるかも知れないんだよ
ああもう楽しいなあ。andymoriのロックンロールは楽しすぎです。
形式とか様式とかそんなものを追い越していく音楽の楽しさたるや。
音楽ってこんなに楽しいんだよ、とandymoriは歌っているような気がします。
名盤。いつまでも色あせることがないロックンロールでしょうね。