単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

Steins;Gate 第24話(最終話)「終わりと始まりのプロローグ」 感想


 分かっていてもさけられなかった感動。



素晴らしかったです。


最終話はストーリーが大詰めで緊迫感もさることながら、
岡部倫太郎の命懸けの活躍に胸が熱くなりました。
挫折して、それでもまた立ち上がって。
努力の果てに、たどり着いた新しい世界線は、
結局は何も保証されていない世界だけれども、
椎名まゆりが生きていて、
牧瀬紅莉栖も生きていて、
ただそれだけで「良かった」と思えてしまう場所です。
それは本人たちが必死で獲得したものだから、
おめでとう、いう言葉が私には思い浮かびました。



私はアニメ第七話(特殊エンディング回)に感動して、
原作をプレイして、それからまたアニメを見ました。
なので、ストーリーは細部まで記憶していまして、
というか、しっかりと心に刻まれてしまっていたので、
展開・ストーリーに衝撃といったものはなかったです。


でも、本当に楽しませてもらいました。
分かっていても、最終話ではまた感動してしまいましたね。
泣くというよりも、本当に良かったと嬉しい気持ちがでしょうか。
牧瀬紅莉栖大好き人間としてはホッとする思いでした。
彼女には、ラボメンとの思い出は欠片ほどの記憶しか残っていないですが、
少しはしっかりと残っているし、また彼らと楽しくすごせるのは間違いないので、
悲観することまったくはなくて、心から良かったと思えました。
そして、また牧瀬紅莉栖は岡部倫太郎に惚れるんでしょうね。



一話の伏線から着々とパーツが積み上げられていって、
世界線」や「リーディングシュタイナー」などの設定が明かされ、
最終話では、それらが最大限に活用されていました。
記憶が全て消えないことは嬉しいことでもあり、
また悲しいものでもあると物語では描かれて、
やっぱり最後ではそれは良いことだ、という結末。



過ぎた時間としては短かったけれども、
岡部にとっては永遠とすら感じられる長さのはずで、
そこでは出会い、別れ、笑い、悲しみがあって、
仲間との協力によっていくつもの困難を越えて、
また新しく出会うことで旅が終わりました。

ハッピエンドーという言葉はちがうかもしれません。
タイトルにあるように、これからまた世界が始まる。
これまでよりもいっそう愛しくなった世界がまた始められる。
感慨深い着地点、個人的には満足のいく結末です。


それにしても、牧瀬紅莉栖がかわいいかったです。
ウーパーを拾ってニコリとするシーン、
最後に出会ってからの懐かしのツッコミシーン、
どれもかわいいですね。
最初の感想はそれしか書いてなかったような(笑)
SERNによるキャラクターデザインの妨害工作もありましたが、
それでも彼女の魅力は決しておとろえることはなかったです。
「ねぇ、クリスさんのこと好き?」
そりゃあもう大好きです!! 



終盤になると感想が書けなくなってしまったのは、
彼女があまり登場しなくなったからでしょうかね。
いやー素晴らしかったです。出会えてよかった。
絶対にシュタインズゲートを忘れることはないでしょう。


ありがとうシュタインズゲート