単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

Wikipediaの「THE BACK HORNの交友関係」の項目から重要なバンドが削除された出来事の裏に隠されたストーリー。


 タイトルは長いですが本文はそう長くないので良かったら読んでみて下さい。



 先ほど、なんとなくwikipediaをみていました。久しぶりにTHE BACK HORNの記事を眺めていたら、交友関係の項目が少しだけ変わっている。というか減っている。そこで気付きました。「Cock Roach」との関係が消されていたようでした。


 私はイラつきます。なぜかというと、「Cock Roach」はTHE BACK HORNのインディーズ時代からの盟友であり、共に切磋琢磨してきた重要な関係を持ったバンドです。彼らがいなかったら今のバックホーンにはならかったといっても過言ではない。それゆえに、マキシムザホルモン、宇多田ヒカルよりも、記述するに相応しいバンドなのです。



 苛立ちの理由は、その編集が行われたのが権威あるwikipediaだからというよりかは、削除されたことによって「Cock Roach」がないがしろにされているような気がして、個人的に納得がいきませんでした。そのバンドの項目がwikipediaに存在しないなら仕方ないにせよ[伏線]、おそらくは誰かが「Cock Roachはマイナーバンドだから特筆性がないのだろう。それより宇多田ヒカルとか書いてた方がいいんじゃないか」などの恣意的な判断がまかり通ったのかと思いました。


 そこで私は調べることにしました。「誰だよ、消してやつは」と。wikipediaは編集過程が履歴として残されており、誰がいつ編集したかを簡単に調べることできます。仮にAさんとして、どうやらその方が独断によって削除したようでした。一般的なケースでは、先に議論をしてから削除することが多いようです。[用出典]


 

 そのため「なんだこいつは!!」と私Aさんに対して苛立ちを隠せません。どういった判断で消しやがったんだこいつは。wikipediaは個人が編集した履歴も残りますから、私はその方の履歴を見ることにしました。


 すると、Aさんは「syrup16g」を初めとして、ロック・バンドの項目に[用出典]タグを貼り付けていたり、特定の文章を削除したりしていました。なるほど。話はよく分かった。あんたの「中立」な判断とやらによって「COCK ROACH」との交友関係を断ち切りやがったのかと。さらに私は不快感を募らせることになりました。






 で、状況が一転します。Aさんの履歴を眺めていたときに見つけた記事、その記事によって私の予想がまるで違っていたことを教えてくれました。

Wikipedia:削除依頼/COCK ROACH関連 - Wikipedia


 そもそも以前は存在した「COCK ROACH」の記事が削除されていたのです。この記事は「COCK ROACH」をwikipediaに特筆するかどうかを議論するページで、この場で「THE BACK HORNの交友関係」から「COCK ROACH」を削除した方、Aさんが「COCK ROACH」がwikipediaから削除を回避するためにたった一人で援護していました。結局、Aさんは削除に特筆性を説得することができずに削除されてしまいました。


 つまり、Aさんが援護した「COCK ROACH」というバンドの項目がなくなってしまって、そのためにAさんは「THE BACK HORNの交友関係」を編集したのです。そこには独断、悪意などは存在せずに仕方がないことだったのです。むしろ公平的で紳士な方だったと思われます。そして私と同じく、いやそれ以上にCOCK ROACHのファンでもあったはずです。[用出典]
 



 と、珍しい体験でしたので記事に書くことにしました。こうやってwikipediaは発展していくんですね。[感慨深い]