単行のカナリア

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THE BACK HORNニューアルバム「リヴスコール」発売決定! 全曲予想


 遂に、来た!! 

 THE BACK HORN、1年9カ月ぶりニューアルバム誕生 

リヴスコール(初回限定盤)(DVD付)
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 嬉しいニュース。

 三月末からこじらせていた憂鬱が一気に吹き飛びました。先月に新曲「シリウス」を発売したばかりのTHE BACK HORN、ついに待望のニューアルバムの発売が決定! 名曲と名高い(私の中で)「世界中に花束を」「シリウス」が収録されているアルバムということで、この時点で期待が膨らみきって破裂しそうです。あくまで個人的になんですが、今作はとんでもないアルバムになるのではないかと。(アルバムが出る度にいつも言ってるアレ)

 それで、興奮冷めやらぬうちに、ニューアルバムをタイトルのみでどんな曲かを予想するという、全曲予想(いいネーミングが浮かばない)というものを書こうと思います。どうもニッチすぎる記事になってしまいますが、興味がある方はよければお付き合い下さい。


 感想を書きました→THE BACK HORN「リヴスコール」 感想
 

全曲予想!


01. トロイメライ
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN


 オープニングナンバー。雷電、世界を撃て、敗者の刑などと、バックホーンの楽曲でも攻撃的で過激な曲が占める箇所。トロイメライもおそらくこの系譜でしょう。どんどんサウンドに磨きががっているので、このアルバムならではと思わせる暴れっぷりに期待。

 ハードコアっぽい、爆音サウンドとかだったらいいな。雷電のようにカオスなのもいいけれど、世界を撃てのような直球なのもいい。いずれにせよ、ガツーンと脳天揺らしてくれるような、強烈な一発目を期待ですね。ドイツ語では「夢見ごち」らしいのですが、コインロッカー・ベイビーズや、PLASTIC TREEのアルバムのイメージがあるせいか、どうもトロイメライからはハードな曲を想像してしまう。

 

 おそらくこれかなーと。イントロ、かっこいい。



02. シリウス
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN

 いわずもがな名曲。詳しくはレビューを書いているのでそちらを。それにしても、アルバムの二曲目がシングルってのは珍しいですね。パルスの「覚醒」のように、アルバムの流れで再発見できる良さがあったりしそうなので、どういう風に聞こえるかが楽しみです。ただでさえ存在感があるシリウスが、アルバムの中ではどう馴染むのか。ここらへんの構成はバックホーンは上手いと思っているので楽しみ。


 

03. シンフォニア
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN

 これはまったく想像が付かないなー。タイトルだけだと、シアターのような穏やかな楽曲なのかな?と考えましたが、声のように疾走感のある楽曲かもしれない。シリウスのすぐあとの楽曲ということで、それなりにタフな感じになりそうです。訳すと、交響曲ですか。タイトルがシンプルなだけに未知数。

 

 

04. グレイゾーン
作詞:岡峰光舟 作曲・編曲:THE BACK HORN

 シンフォニアよりも予想が付かないのがこの曲。というか、アルバムで一番不思議なタイトルじゃないかな。グレイゾーンは一体どんな曲になるのか。岡峰さんが作詞はどんどん面白くなってきているので、そこらへんにも注目しています。白黒つけられない、定まらない心。とかそういう感じ? 勝手にフロイデのようなサウンドをイメージしています。なんとなくベースが凄そうな気配。


  

05. いつものドアを
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN

 扉という曲はすでにありますが、このタイトルではドアですか。おそらくはクリオネのような路線になりそうですね。アコースティックギターが混ざる、優しさに溢れた曲になると予想。とかいいつつ、リズム隊が暴れまくって、ギターがかき鳴らされる曲でも面白い。ドアといえば孤独の戦場に、「暗闇の中ドアを叩き続けろ」というお気に入りの歌詞があります。まあ、ああいう曲ではないでしょうね。


 

06. 風の詩
作詞:松田晋二 作曲・編曲:THE BACK HORN

 こちらは羽衣や海岸線の路線っぽいですね。ここまでタイトルだけで判断すると、構成としてはアサイラムのように激しい曲とバラードが入り交じった、バランスがいいアルバムの予感がします。人間プログラムや甦る陽のように、ひたすらアクセルを踏み続けるようなアルバムも好きですが、最近のしっとりとした曲にお気に入りの曲が多いので、これはかなり楽しみ。詩というタイトルを付けているだけに、気合いが入っているであろう松田さんの作詞に期待。

 


07. 星降る夜のビート
作詞:松田晋二 作曲・編曲:THE BACK HORN

 溢れでるフジファブリック感。これは激しいのか、穏やかなのか。どちらに転ぶのだろうか。いずれにせよ、ビートというだけにリズム隊はきっとすごいことになりそう。特に岡峰さんのベースは跳ねまくりそうです。最近の楽曲のベースは、どれも軽々とすごいことやってますからね。そこらへんでも楽しませて欲しい。



08. 超常現象
作詞:山田将司 作曲・編曲:THE BACK HORN

 なんだこれ。山田将司作詞でこのタイトル……。すごい面白そう! 山田さんは、ペルソナでギミック満載の面白い詞を書いていたり、カップリング曲のパラノイアでは不可思議な詩を書いていたので、この超常現象はかなり期待できそう。ワクワクしますね。アルバムとしても、爽やかなタイトルがつづいたあとに、超常現象って流れがなんともいえない。統一感はもうこの際いいから、ぶっ飛んでいて欲しい。

  


09. 反撃の世代
作詞:岡峰光舟 作曲・編曲:THE BACK HORN

 こういったメッセージ性のあるタイトルで、岡峰光舟の作詞ですか。うーむ、予想が付きません。まあ「戦う君よ」のような応援歌だと思うのですが、反撃の世代というタイトルからは具体的に想像が付きません。かなり攻撃的な曲っぽいです。もうとことん反撃していって欲しい。


 

10. 自由
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN

 バックホーンの漢字二文字の曲は良い曲の法則! 桜雪、晩秋、魚雷、人間、風船etc。もう安心して期待できます。つーか、菅波栄純の作詞が多くて嬉しいです。なんだかんだで私は彼の詩が一番好きなんですよね。自由というテーマでどこだけ広げてくるか。タイトルのストレートさが頼もしい。

 

11. 世界中に花束を
作詞・作曲・編曲:THE BACK HORN

 よっしゃ。楽曲そのものについては何度も(四回くらい)レビューしているので語ることはないですが、この楽曲が収録されたのは嬉しいです。この曲が配信限定でしか世にでないのはもったないですから。この機会に多くの人に聞いてもらいたいですね。しかしこれがアルバムの終盤にあるのか。絶対によりいっそう魅力的に聞こえてくるんでしょう。と、確信。

 


12. ラピスラズリ
作詞:菅波栄純 作曲・編曲:THE BACK HORN

 聞いたことない単語だったので、とりあえずググる。どうやら天然石というやつで、見た目は青く淀んでいる石。で、これが一体どのように曲と関わるのか。バックホーンは基本的には泥臭いというか、オシャレではないというイメージがあります。そのせいでラピスラズリという、なかなかオシャレなアイテムがは似合わないような気が。いやでも、最近は化粧品のCMだったりと垢抜けてきたので、あんがいドンピシャな楽曲が生まれるかもしれません。というか、今さらだけど、タイトルだけで予測するなんて無理がある! 



13. ミュージック
作詞:松田晋二 作曲・編曲:THE BACK HORN

 最もストレートなタイトル、アルバムのラスト、そして松田晋二の作詞。これは勝負を仕掛けてきましたね。でもまったく不安ではないのは、枝という好例があるからでしょうか。なんつーか、ああこれ良い曲なんだろうなと、もはや手放しで期待してしまいます。アルバムのラストはどれも素晴らしいという法則がありますし。(一部のファンの間で)



以上

 新作の「リブスコール」、最近のTHE BACK HORNは振れ幅が大きいので、どんなアルバムになるかまったく予想できませんでしたが、先行シングルの出来がいいだけに心待ちにしています。特に楽しみなのが、超常現象、ミュージック、自由。タイトルを並べるとカオス……。