単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

注目、回避


 先日書いた記事「HUNTER×HUNTERは漫画家の物語であるという考察」がヒットしたようで、平時に比べてPV数が10倍くらい増えています。

  
 こういうことは過去に二、三度かあって、すべてがハンターハンター関連の記事。そして、その記事は他人の考察を広げたもので、自分ではあまり考えていないという共通点。まあそれでも嬉しさには変わりありません。面白いことを面白いと紹介するのは難しいことなので、それが出来ていたら十分なくらいですよ。

 自分に信頼があれば少し紹介するだけでも「これは面白い」と伝えられるのですが、そうでないときは「いかに面白いか」を説明しないと興味すら持ってもらえないことが大半なので。

 この点、ニュースサイトは、日頃から「面白いニュース」を紹介している実績があるからこそ、紹介しただけで多くの方が「よし見に行こう」となるのでしょう。これは努力の成果ですよね。その好ましい影響をもらえるってのはありがたい。ちなみに、わたしは上の記事を取り上げてもらったまなめうすのファンで、毎日購読していただけに自分のサイトが紹介されたの目にしたときはほんと嬉しかったです。
 

 それから、記事のヒットの仕方が面白いことにまったく同じなんです。
 著名な方がtwitterで紹介して、はてなブックマーク人気エントリーに入り、翌日にニュースサイトに取り上げてもらう、という一連の流れ。このパターンによって一日で3000~5000くらいのアクセスがなだれ込みます。その後一週間くらいはアクセスが増加し、それ以降は影響がほぼなくなります。一番最初の「著名な方がtwitterで紹介する」ことがなければ、かなり高い確率でヒットしなかったでしょう。その方の持つ影響力ってやつをひしひしと感じます。指一本降るだけで100人くらい動かす感じイメージ。


 それから、一旦はアクセスが増加するのですが、すぐに減っていくってのもまた面白い変化だと感じました。まさにちょっとだけ話題になった!感じで。ちなみに某ハンターハンターまとめブログにちっこく取り上げられて以来、数か月たったいまでも毎日かなりのアクセスあるので、まとめブログの影響力は半端ないですよ。あれでネガティブな影響を受けたらと考えるとかなり恐ろしい。


 で、こつこつとブログを書いていると、今日の訪問者は昨日の訪問者でもあると勘違いをしてしまうんですが、その中でブログそのものを読んでいる方ってほとんどいない。だからこそ読者はありがたい存在ですよね。

 ブログは連続性がある読み物として書き手の私は見なす一方で、読者の多くは独立した記事として見なしている。書き手感覚と、読み手感覚のズレの違いはあまりに大きい、と。それは分かっているものの感覚としてはなかったのですが、ようやく感覚として身に付いてきました。


 要は「他人はそれほど自分のことを見ていない」ってやつで。それに、たとえ注目されたとしても「自分」が注目されることは殆どありません。それが体感できてからはブログを継続するのが楽になってきましたね。自分も一度だけしか訪れたことしかないブログがどれだけあるかって話で。


 現実では自意識過剰による諸問題を抱えているので、せめてインターネット上では適切な自意識を保っていきたいものです。まあそれが難しいんですけど。とにかく、また書いていきます。