単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

THE BACK HORNの武道館ライブの思い出 ~リヴスコールツア~


 前回はライブレポを書いたので(THE BACK HORN 「KYO-MEIツアー」 ~リヴスコール~ @日本武道館 13.1.6 )、今回はその他の思い出などを振り返って書いていきます。


 なんといっても、 初めての武道館! 
 なので、私は武道館がどこにあるかすら知らなかったのでネットで調べたら、新宿に行って都営新宿線で乗り換えて九段下駅で降りて二番出口に向かえばすぐそこってことで、方向音痴の私でも問題なく武道館までたどり着くことができました。わりと一安心。


 この日はリヴスコールTシャツを着ていきました。
 ちなみに下の写真が、武道館のスクリーンに映しだされた絵柄。人間、牛、ゾウ、花、木など生態系を細かく描いていながら、俯瞰して全体図を見ると瞳のようにも見える絵柄です。タイトルのリヴ・スコールと、リヴス・コールの意味を持ちながら、デザインとしてもわりとオシャレでお気に入り。

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 駅に着いてからはやたらと大きな門をくぐって武道館の会場へ。噂に聞く、ダフ屋はいませんでした。


 出発したのがちょっと遅かったので、4時ごろに着いたときには物販にめちゃくちゃ人が並んでしました。すぐに私も並び始めましたが、結局は1時間半も待つことに。まあでも、待ち時間でTHE BACK HORNの曲をシャッフルで聞いていたらあっという間でした。


 下の写真は物販に並んでいるときに撮影した武道館の看板。
 あまりに寒くて手が震えてなかなかうまく撮れずに一苦労。

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 この日の物販に並んでいる客層は、20代前半が最も多くて、つぎに20代後半、それから30代や10代に続くといった印象。バックホーンのライブには8年前くらいから参加していますが、客層は大体いつもこんな感じな気がします。たまにド派手なタトゥーのパンクな方もいたりします。


 物販では友人に頼まれていた武道館限定パーカーと同じく限定タオルを購入。
 この日の最大の失敗は現金を持ち合わせていなかったことで、そのせいで自分用のグッズが買えませんでした。そもそも金銭的な問題で初めから買う予定はなかったのですが、実物の商品を見たら武道館限定Tシャツがいい感じだったのでちょっと後悔。


 それから、武道館の正面口にはお祝いの花束がたくさんありました。THE BACK HORNに花束を!
 確認できたのは、サンボマスターつじあやのUNISON SQUARE GARDEN怒髪天などなど。 

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 上の写真は物販で待っている間に撮って、下の写真は物販が終わったあとすぐに撮った写真。
 1時間半ほど待っているときにすっかりと暗くなっていました。いい雰囲気に。
 
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 それから特にすることもないので入場して2階南側の座席に移動しました。

 驚いたのが、武道館のなかでビールやら双眼鏡やら販売されていたこと。コンサートではお馴染みの光景かもしれませんが、THE BACK HORNのライブでこういった光景を見たことがなかったので。


 で、人生初の武道館だったわけですが、めちゃくちゃでかい。頂上には日本国旗があって、およそ一万ほどの座席と広いステージがあって、今日はここでライブがあるのかはやくも目頭が熱くなったり。

 私の座席は、ステージ正面の二階席南側の端の方だったので、他の席よりよりスペースがあって心の中でガッツポーズ。暴れるほどはないのですがけっこう踊りまくるタイプなので。日大ライブのときも端っこだったので座席運はいいのかもしれません。それに、武道館は二階席で参加したいと思っていたのでなおさら嬉しかったですね。


 ちなみに、ライブ中のMCで岡峰さんが栄純さんのTシャツをいじって、山田さんが「でもこれ二階席の人たちは見えねーよ」と突っ込んだあと、なぜか「二階席の南側は見えてる?」と手を振ってもらえたので、その点でも運がいい席だったのかも。(書いた後に気づいたけどこの理屈はおかしい)


 私が席に着いたときにすでにけっこう空席がなく、開始寸前になるとほぼすべての席が埋まっていました。あと二階席から見ていると、アリーナのスタンドではマニアックヘブンの金文字Tシャツを着ている方が多かったような気がします。というか、キラキラして目立ちますからね。


 そわそわして待っていると、照明が消えてライブがスタート。
 ここからはライブレポに書いたので割愛させてもらいます。
 

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 最後に、ライブレポでは書かなかったことを。
 
 ライブ中、私の前の方が飛び跳ねていたり、ヘドバンしまくっていたり、バラードでは感極まって泣いていたりと、その方からライブへの熱い思いが伝わってきて、おもわず私まで温かい気分になりました。
 特にバラードの「美しい名前」や「世界中に花束を」で肩を震わせながら泣いていて何度も涙を拭っていたのが後ろからでもハッキリ分かりその様子は素敵なものだと感じました。

 この日のTHE BACK HORNのライブは、楽しさと切なさの感情の両方に訴えかけるライブだったと思っているので、それを全身で受け取っていたと感じさせてくれる光景はじつにいいものだとじーんときました。普段は、こういうことないんですけど、この日ばかりは不思議とファンの方の反応にも心を動かされましたね。




 なんというか、私はファンであることに対して斜に構えてしまうことがあるのですが、少なくともTHE BAKC HORNのファンとしては素直な気持ちになってしまうです。一人のファンとしてこうして楽しかった思い出を書いてしまうのがその証拠。いい思い出になりました。

 それに、この日の武道館ライブでの、「コバルトブルー」「戦う君よ」「シンフォニア」での狂騒、「シリウス」「世界中に花束を」での一体感、「刃」「サイレン」での熱気などは、バンドとファンが一体となって作り上げた空間であると身を持って体験できましたから。その中でも、これまで全国各地で様々な人たちに歌われてきた「世界中に花束を」を、およそ一万人で合唱している光景はなんともいえない素晴らしい光景でした。


 武道館ライブ、ほんとに楽しかった。ありがとうございます。