単行のカナリア

感じて想する

THE BACK HORNのマニアックなファンサイト「オトノダンガン」について


 THE BACK HORNのマニアックなファンサイトの話、または思い出話。


 昔、THE BACK HORNの歌詞考察、ライブレポ、グッズ紹介、アンケートなどをしていた「オトノダンガン」というサイトがありました。昔というのは、残念なことにもうこのサイトはありません。確かセルフアルバム「THE BACK HORN」がリリースされた頃になくなったと思います。


 「オトノダンガン」は当時のバックホーンファンの貴重なたまり場でした。
 「オトノダンガン」には、多数のファン投稿のライブレポがあったり、カラオケの曲のリクエスト企画を行っていたり、他にはアンケートやクイズがあったりと、「これぞファンサイト!」って感じで充実していて、運営者が頻繁に更新していてファンからの投稿も多くてとにかく活気に溢れていました。

 その中のコンテンツの一つであったカラオケのリクエスト企画で入曲された楽曲が相当数あります。この企画はリクエスト戦争勃発というタイトルで、全曲入曲を目的にしていた相当気合が入った内容でして、その成果は数十曲はあった筈です。カラオケにTHE BACK HORNの初期のマニアックな楽曲があるのは「オトノダンガン」のおかげといっても過言ではないと思います。本当に。

 

 といった感じで、非常に充実していたサイトだったのです。「データーベースとしても、ファン同士の交流場所としても最適のサイトでした。神様 俺達はバックホーンが気が触れるほど好きです」というトップページの言葉に納得の本気度。当の私も、THE BACK HORNに深くのめり込むキッカケになったのが「オトノダンガン」でした。



 で、そのサイトで私が最も好きだったのが歌詞考察でした。

 当時、私は中学二年生くらいの頃にTHE BACK HORNの「人間プログラム」と出会いました。その頃はとりわけ歌詞を読み込むことはなくて、曲からほとばしる衝動に惹かれて聞いていました。で、あるとき歌詞にも興味を持ち始めたときに出会ったのが「オトノダンガン」だったのです。


 歌詞考察では、一つの曲について3000文字は当たり前ってくらいに丁寧に考察されていて、歌詞というのはそこまで深く読み取ることができるのか!と感動したくらいにマニアックでした。このブログでやっている全曲レビューの直接的なキッカケは超進化アンチテーゼというサイトですが、そもそも歌詞カードと向き合ってじっくりと読み込むようになったのは「オトノダンガン」のおかげですね。
 
 「オトノダンガン」があの当時にファンたちの熱狂的な場になりえたのも、運営者の歌詞考察というコンテンツがあったからこそ、と私は思っています。それくらいに素晴らしい内容でしたね。要するに、本当に私にとって理想的なファンサイトだったんです。オトノダンガンは。


 最初に書いたとおりに「オトノダンガン」は閉鎖してしまいましたが、その理由はTHE BACK HORNを見限ってしまったわけではなくて、新しいサイトに移行するときに上手くいかずに閉鎖してしまったようです。

 それにしても、ここ数年でファンサイトってもの自体がなくなっている気がしますね。
 ファンサイトの魅力といえば、主にデーターベースとファンの交流だと思っているのですが、データーベースといえばwikipediaや公式サイト(SNSのアカウント含め)があるし、ファンの交流といえばtwitterを始めとするSNS掲示板で気軽に交流できるので、この状況でファンサイトを運営し続けるのは色々と難しいのでしょうかね。



 で、サイトそのものは閉鎖されているんですが、実はweb archiveで読むことができます。
 せっかくなのでリンクを張っておきます。オトノダンガン。案外知っている人も多そうですが。


 歌詞考察およびライブレポなどはかなり貴重で面白いのでファンの方は是非とも読んでみてください。今回のマニアックヘブンのファン投票企画をキッカケにこのサイトを思い出して記事を書きました。懐かしい。