単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

アニソンオブザディーパーズ  悠木碧/NARASAKI 「ガンプラ☆ワールド」


 Amazonが「一曲無料キャンペーン」をやっていまして、どの曲を購入しようか迷っているときに丁度NARASAKIさんが楽曲提供をした悠木碧さんの「ガンプラ☆ワールド」の配信開始されたことを知って購入しました。


 これは、めっちゃ気持ちいい曲ですね。エクレトロとシューゲイザーをごっちゃ混ぜにして「さらにアニソン要素を盛り込んでいて、これぞまさしくNARASAKI作曲!って感じで存分に快楽が詰まったサウンドです。そこに悠木碧さんの可愛いらしいボーカルが乗っかることでさらに魅力が倍増といった感じ。そして、ドラムがひたすらカッコいいです。

 イントロから半端ではないドラミング、そこからおなじみの浮遊感と疾走感が心地いいバンドサウンドで、サビではツボを押さえまくりのメロディーがたまらない。さらに幻想的なムードを演出しつつ、その後の間奏で控えめながらもブレイクタイムで緩急を付ける。となんだか「newave」の時期のdeepers感が満載の曲です。
 フワフワしていながらもスピード感もあって、そしてなによりメロディーがよくて、おまけにボーカルも美声ってホントたまりませんね。アウトロのフェードアウトもいい。こういう豊富なサウンドについては語る言葉を持っていないので形容詞でごり押してしまいますね。


 まあ先ほども書きましたが、なんといっても悠木碧さんの甘くて儚い歌声がこのエレクトロシューゲサウンドに映えます。間奏の声を伸ばしたときにその声が轟音サウンドに溶け込んでいく感じとか、相当好き。これは花澤香菜さんに提供した曲を聞いたときも思ったんですが、NARASAKIサウンドはやっぱり儚げな声とか甘い声とかそういったボーカルと相性いいですよね。そもそも当のNARASAKIさんの声がそういう感じですからね。


 NARASAKIさんの曲を語るときに毎回ってくらいに使ってしまう「浮遊感と疾走感」はこの曲でも顕著で、やはり私はNARASAKIさんが作るこういう音が好きなんだよ!とあらためて確認しました。もしこの楽曲がライブで演奏される機会があったらドラマーの方は大変だろうなーと勝手に心配しています。


 ちなみに、アニメで放送されたverでは観客の合いの手が入っているんだけど、これが思いの外ハマっています。曲に取り込んでも良かったのではと思うくらいに。サビを聞いているとついやりたくなってしまう。何って言ってるかは分からないけど! 分からないと言えば、歌詞もアニメを見ていないからよく飲み込めないけど、それを差し引いてもいい曲には変わりないです。


 これまでのNARASAKIさんが楽曲提供したアニソンの中でcoaltar of the deepersっぽいといえば、はなまる幼稚園のOP「青空トライアングル」、デッドマンズ・ワンダーランドのキャラソン「ダンジョン・ショコラティエース」が私の中では二強作品でしたが、今作の「ガンプラ☆ワールド」はそれに負けず劣らずディーパーズっぽさが満載の曲だと感じましたね。やはりNARASAKIさんは相変わらず絶好調のようです。
 
 

  
 おそらく来年こそはと期待しているdeepersの新作「RABBIT EP」がリリースされるまでは、この「ガンプラ☆ワールド」を繰り返し聞いて合いの手を練習して待つことにします。