単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

仲良しは第三者が参照できる情報量を減らす


 仲良しは第三者が参照できる情報量を減らす、という思い付き。

 私はライブ後にセットリストやその他の情報を知りたくてリアルタイム検索で探すことが多いのですが、ある特定の若手ロックバンドにおいて非常に探しにくいことに気づきました。ライブの感想はあるのですが、友だちと話すような内容ばかり。どの曲を演奏したのか、どういった内容だったのか。それらが私には分かりません。さらに私は情報収集のために2chを覗くんですが、そうしたバンドの所はあまり盛りあがっていませんでした。

 ここで私が利用している指数を登場させます。それは、バンドのコミュニケーション志向値というものです。この値はファンのバンドT着用率、集合写真率、ファンの年齢層、またバンドの年齢、ルックス、サウンドの四つ打ち率、などを参考したりしなかったりしてはじき出される値です。最高値はいまのところKANA-BOONになります。あのバンドのファンはTalking Rock! FES.のときによくも……いやこの話はやめときましょう。話を戻して、上記の特定の若手ロックバンドというのはこの指数値が高いバンドのことを指します。こうしたバンドはライブに関する情報を得にくいなど、私みたいな第三者が参考にできる情報がインターネット上に少ないのです。
 
 彼らがネットにアップする情報といえば、友人と出会ったこと、集合写真、その後の打ち上げ、仲間内での特殊言語による感想のやり取り、そういったものが大半です。こういった情報は、発現した者の情報を考慮することで意味が読みとれる、いわば属人情報というものです。コミケーション志向値が高いバンドはのファンが仲良しゆえに属人情報をメインにやり取りする、それが私がセットリストを探しにくいライブの情報を得にくいなどの話に繋がります。2chにはほとんどが匿名として発言する場所ゆえに、属人情報が切り離される場所であります。そういったバンドの板が盛りあがらないのというのは、属人情報をやり取りする彼らにとって適していないからなのでしょう。

 強調しておくと、この話はファンの数に対しての情報量の話であります。探しにくいというのも、情報量に対して私が参照にできる情報が少ないってだけの話です。しかし、私にみたいなぼっちが参加者に含まれるライブにおいては、私が参照にしやすい情報が集まりやすいという印象も確かです。私の偏見で一笑の思い込みですが、コミュニケーション志向値が高いバンドのファンは属人情報を主にとする傾向、言いかえれば「仲良しは第三者が参照できる情報量を減らす傾向」があるように思うのです。 

 しかし、それがどうした、という話であります。「お前のために書いてるんじゃねーよ」、それはもっともです。私だってこのブログに長文でいかにも情報がありそうなライブレポを書いていますが、私以外にはまったく意味が分からない怪文を書いているようなものですから。まだ属人情報のほうが利用できるというものですよ。


 そんなところで結論をいえば、馴れ合いは第三者に参照可能な情報量を減少させる、というものです。ってまとめようとした数日後、2ch上での意外な「最低限のルール」 - 流行るWebコミュニティを考えるって記事で私が考えたことが100倍ぐらい丁寧に書かれていました。

 慣れ合いが増える、つまり裏側の文脈が増えれば増えるほど、情報効率はあがるものの、後々に見た時の情報価値が下がるということかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/54703584.html 
  そういうことでした。