単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

6年間待っているSyrup16gの「Hurt」がまだ届かない

 
 タイトルは噓です。6年前にSyrup16gが解散したとき、もう再結成することはないと思っていました。だから、6年間も待っていたわけではありません。まあでもひっそりと期待はしていました。ほぼ確実にないと思っていたから期待っていうよりかは祈りみたいなもんですが。その祈り(おそらく数千人、数万人の)がどうにかこうにか通じることになって、そのあとの新譜を待っているんですけど「Hurt」がまだ届きません。タワレコオンラインは発売日前に発送してくれるときいたから予約したのに発売日にも届きませんでした。おそらく明日には届くことになると思うので明日まで待たなければなりません。今回はCDが届けば確実に聞けるのでこうして待つのも悪い気はしませんね。みんなの感想をちらっと読んだ感じだと、期待値を上昇させても問題なさそうなので、あと数時間は思う存分に期待することにします。

 話は変わりますが、朝に読んだこの記事(syrup16g「生きているよりマシさ」/嬉しいという感情)に驚きました。「僕はこの人のブログのこの記事を読んで、会ったこともないけど、すごく共感したんですよ。こういう文章が綴られるようなバンドがSyrup16gなんだ。」って文脈で私のブログの記事が引用されていたのです。当の記事を書いたのはtwitterでフォローしている唯一のライターで、たまたまタイムラインで記事を見かけてクリックしたら自分のブログとご対面となりました。ビックリしました。あの記事はめちゃくちゃに酩酊していて視界がブラックアウトしながら書いたせいか、もう支離滅裂でただ「嬉しい」しか書いてなかったような気がします。それでも「生きているよりマシさ」で「嬉しい」という言葉が使われていたのもあって、いい感じに紹介されたので暴走気味に書きなぐった記事はあれでありだったんだなと思いました。

 それと。まだアルバムを聞けていないのでなんともいえませんが、「生きているよりマシさ」 の歌詞はタイトル含めて絶妙な言葉の選択だと思いました。「死んでいないこと(ついでにいえばバンドを再開したこと)」を前提とした「生きているよりマシさ」というタイトルであること。「死んだほうがマシさ」ではなくて「死んでいるほうがマシさ」と状態について比較していること。(これによって他人の記憶にとっての生死としても読み取れることができそう。上で紹介した記事でもあったけれど。)あと、「嬉しい」と現在形の感情であって「嬉しかった」の過去形ではないこと。歌詞は自身の過去を反映させた大分ストレートなものになったんですけど、言葉を一つ一つ読み込んでいくとうまいことバランス取れているなーと思いました。サウンドに関しては「生きているよりマシさ」を聞いても、他人のアルバムの感想を見ても、すごくいい感じになっていそうです。数年間のキャリアのままにリズム隊がビルドアップしていて、ギターもやりたいことをやりたいようにやっていて、なにより楽しさに溢れたバンドサウンドになっているとかどうとか。ネットで拾った話なので具体的なことはよく分かりませんし、楽しみを取っておきたいのでぼんやりしたままにしています。とりあえず今日はこれくらいにして爆発しない程度に胸を膨らませて明日を待つことにします。