単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2014/09/07

 
 特にこれといって書くことが思いつかないし、今日は特に書くようなこともなかった。だがしかし、この一カ月は日記をたんたんと更新すると決めているので無理にでも脳内をかきまわしてなにか書くことを見つけることにする。とおもったものの、それでも書くことがまったく浮かばないので、いつか没にした下書きを引っ張りだすことにした。どちらもTHE BACK HORNSyrup16gの話。そして、最後に嬉しかった話。
    

 没ネタその1。「俺たちは悲しい歌が気が触れるほど好きです」。
 Syrup16gの「明日を落としても」の全曲レビューのコメントで、「それほど重い意味で捉えていませんでした」といったコメントをもらったことがありました。それまで自分の解釈は自然なものだと思っていたのですが、そのコメントで私があえて重い意味で捉えていたことに気づかされました。たしかに私はおおくの曲を暗い曲だとか悲しい曲だとかそういう風に捉えようとしています。過去の全曲レビューを読みかえしてもそういった傾向が確かに見うけられました。すこしでも暗いほうに解釈できる余地があるならば私は暗いほうに解釈するのです。嫌な思い出や辛い出来事が増えていくれにつれてその傾向がますます強くなってきています。

  
 そのすべての始点となるのが、中学時代に出会ったある4つの作品でした。おそらくこれらの作品が、現在に至るまでの私の嗜好の方向性を決定づけたのでしょう。その4つの作品は、Syrup16gの「HELL-SEE」、THE BACK HORNの「人間プログラム」、古谷実の「ヒミズ」、そして重松清の「疾走」です。私はただでさえ影響を受けやすいのに、中学生という感性が真っ白なスポンジのごとく染まりやすく吸いやすい時期に、これらの作品にたまたま出会ったのです。それでどうなったといえば私はとてもつもない衝撃を受けて感性のスポンジが真っ黒になったのでした。それはもう取り憑かれたという表現に相応しいくらいに熱中したのを覚えています。「17歳のときに聞いていた音楽がすべて」とか誰かが言っていまして、私はその言葉をあまり真にうけていないのですが、それでもあの頃に取り込んだものが今でも多大なる影響を与えているような気がします。

 
 没ネタその2。 「THE BACK HORNバイオーグ・トリニティのない共通点」
 下記の2つの画像について。上はTHE BACK HORNブラックホールバースデイのジャケットで、下は脚本が舞城王太郎、作画が大暮維人の「バイオーグ・トリニティ」の一コマです。どちらも「穴」がキーワードとなる作品です。片方は下ネタみたいなもんでもう片方は作品の根幹になるキーワードですけど。で、これもしかして影響されているんじゃないのとふと疑問におもいました。順序からして「ブラックホールバースディ」に「バイオーグ・トリニティ」が影響を受けたことになります。熟考の結果、ただの偶然の符合にすぎないという結論に至りました。
 L
おばけ
 まったく関係がなかったとしても好きなものと好きなものが予想外のところ繋がっているのは嬉しいですね。正しくいうならば勝手に繋げているだけなんですけど。あと、げんしけん2代目で「汚れたいだけ」という台詞が登場したときもSyrup16gの「汚れたいだけ」を思いだして嬉しくなりました。まったく関係がなかったとしても、ですね。
 
 以上、この2つが没ネタでした。書くことないって書きましたが、この日は私が尊敬するブロガーの西京BOYさんがツイッターを始めたという嬉しいニュースがありました。それと同時に、彼が新しく始めたブログもやはり面白い記事ばかりで興味深くて、それがやる気と励みになって、私がインターネットを始めたころに彼の影響を受けて本当によかったとおもいました。私に病的なくらいに、というか病気っぽいくらいに、他者からの影響を受けやすく変化しやすい性質があるので心からそう思うのでした。