単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

いよいよ明日、Syrup16gのライブに行く

 
 ライブに行くってことは、そう難しいことではない。金と時間と行動力とちょっとばかりの運があればほとんどのライブに行くことができる。6年前までの私にはそれらすべてがなく、1年前の私には運と時間だけがなかった。しかし、今回はすべてが揃ったから、いよいよ明日Syrup16gのライブに行くことができる。

 期待しすぎるのはいけない、と思う。期待というのは自分を賭したギャンブルみたいなもん。すばらしいものが期待通りではなかったって理由だけですばらしいと思えなくなってしまうのは悲しい話だ。しかしながら、Syrup16gというバンドは期待のギャンブルに常に勝ちつづけてきたバンドで、さらに6年ぶりのアルバムの「HURT」も分が悪いギャンブルに勝ってしまったのだ。すばらしいアルバムだったしすばらしいバンドなのだ。現在進行形で。これでは期待しないほうがむずかしい。

 すでにツアーは始まっている。感動したと目にした。最高だったと耳にした。その度に胸が躍った。いよいよ明日、それを自分が体験することになる。

 
 というかんじで、明日はSyrup16gのライブがあります。訳も分からず、緊張しています。ライブに行くだけで緊張しているのは学生時代にはじめて参加したライブのTHE BACK HORNのツアー以来です。大抵のライブはワクワクはしますがそれが行き過ぎて緊張するなんてのはめったにないですからね。Syrup16gが再結成してから、ブログを再開したりライブに行くことを緊張したりと、私のなかで彼らの存在がいかに大きいかを思い知らされます。それに私の思い残したリストにまっさきに出てくるのが「Syrup16gのライブをたった一度も見たことがない」でしたし。執着というか渇望というか、まあどんな言葉でもいいんですけど、私はずっとSyrup16gのライブに参加したかったようです。いまなら喉から手がでるほどにって表現だって使えそうです。

 で、今回のライブは知人と一緒に行くことになっていたですが、その知人はその日に人生を左右する重要な用事があるらしく、知人はいまだ頭を抱えて悩んでいるようです。もし素敵な未来の多くを犠牲にしてライブに来たときには美味しいお蕎麦屋さんでも奢ってあげようと思っています。私はそうしてまでもライブに行く価値はあると思いますけど、これからもSyrup16gはライブをするだろうからいずれチャンスはあろうだろうとも思うし、でも万が一という可能性もあるからそれは絶対とはいえないし、となんとも言えませんがまあがんばって答えをだして欲しいですね。

 いよいよ明日です。明日。しかもツアーファイナルです。「HURT」が発売されてから1か月くらい経過して、あらためてすばらしいアルバムだと感じます。そのリリースツアーです。10年くらいかかって熟成していった希望が叶います。楽しみで仕方ありません。嬉しいことで緊張することが久しぶりすぎてどうすればいいか分かりません。とりあえずはやく寝ます。寝れないだろうけど。