単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

精神崩壊させてくれそうな時報と精神崩壊してたときに聞いてたArca

日常生活では一生話す機会がないと確信している小ネタ。
「精神崩壊させてくれそうな時報」のツイートを見かけて、精神崩壊していたときによく似ている曲を聞いていたときを思いだした。
 
 まず見てもらいたいのが話題になっていたこちらのツイート。時報がノイズミュージックに。

つぎに聞いてもらいたいのがArca「Xen」の17曲目国内版ボーナストラックのみ収録の「 ????? A」。聞くだけで見ないほうがいいです。素面で見ると酔う可能性があります。

 


十分に発達したビートは狂った時報と見分けがつかない。

わたしは数年前は合法内だが非推奨の方法で精神を崩壊させていて、そのときのBGMとしてよくArcaの「Xen」を聞いていました。特にリピートしていたのが上にリンクを張ったボーナストラックの「?????  A」。

脳が自動イメージ生成器になったとき。脳にイメージの素材を与えるためにこの曲を聞いていました。精神崩壊時のピークに達すると音楽プレイヤーすら操作できなくなるので1時間ひたすらリピートしていたこともありました。

いま振り返ると自分はなぜこの曲を特別に気にいっていたのか分かりません。
Arcaは他の曲のほうが甘美で心地よいのに。不協和音や無拍子が散りばめられたビートで脳を効率よく刺激してくれるから? 不気味な音像のなかで美しいメロディーが鳴り響くのが脳にとって心地よいから? よく分からない。よく分からなくなったときによく分からない曲を聞いていました。

人は悲しいときには悲しい曲を好むという話があります。同じように人は精神崩壊時には精神崩壊させてくれそうな曲を好むのかもしれません。
しかし、わたしが好きなバンドが「口実に音楽は 素面で聞くもんさ」と歌っていたように、いまでは音楽はなるべく素面で聞くようにしています。たとえ素面で作られていない音楽だったとしてもこっちは素面で十全に味わってやるとの姿勢でやっています。

人は生きていると色々なステージを通過します。この記事は私がかつて通過した精神崩壊時のステージのお話でした。もう完全に飽きることができたので戻ることはありません。