単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

しばらくはブログを更新しないかも

 お知らせ。しばらくブログを書く暇がなりくなりそう。夏の暑さにやられて死にかけているわけでもないし、労働に忙殺されているわけでもなくて、PCゲームに手を出してしまったから。

 アニメ、マンガ、小説、映画、そしてドラマを消費しつづけてきた人生でしたが、PCゲーム(またはアダルトゲーム)には手を出したことはありませんでした。ってのは先週までの話。

 フラッシュゲーム「NANACA†CRASH!!」をよく遊んでいたこともあって、その元ネタの「CROSS†CHANNEL」をいつかプレイしてみようと思いつづけて10年が経過、ここにきてついに出会う。ハマる。次に向かう。でそのあとに、2018年に読んだ本のなかで心を揺さぶられた「電気サーカス」の作者の「SWAN SONG」をプレイしはじめて、これがもうすばらしくゲーム上で展開される世界に引きずりこまれました。そして気がつけば一時間経過し、気がつけばブログを更新せずに一週間が経過していました。

 まだ二作品しかプレイしていませんが、「STEINS;GATE」のときと同じく睡眠と食欲を犠牲にするのにふさわしい没入感があり、しばらくはこのジャンルに入り浸ると確信しました。少なくとも瀬戸口廉也の作品はすべてプレイするつもりだし(すでに購入済み)、金と時間が許すならば田中ロミオ虚淵玄の作品をはじめとして、その他の記念碑的作品をチェックしようと思っています。

 手つかずの数えきれないほどの宝箱を見つけたときの高揚感というか。はたまた、Amazonですばらしいレビューの書き手がやっているブログを見つけたときの期待感というか。
 中学生の頃に「寄生獣」を読んで「世の中には自分が知らない面白いものがもっとあるのだろう」と歓喜したあのときの気持ちを、こうしてまた味わえるとは思ってもいませんでした。多分、こういうジャンルそのものが新しく好ましいことは今後あるかないか分からない貴重な機会なので、全力で没頭したい次第。

 私はインプットしているときは飽きるまでひたすらインプットしつづける人間なのでしばらくブログの更新はしないかもしれません。というお知らせ。

 なんというか、面白い新しい作品に出会えるのは幸運であり、それが自分の人生では未開の分野ときているのだからそれはもう僥倖にちがいない。あと、瀬戸口廉也の文章がすばらしく、彼の文章をひたすら摂取してからまた文章を始めたいと気持ちも大きい。
 
 それにしても「SWAN SONG」はまだ途中なのに面白いし酸鼻だし、きっとどのような出会い方をしてもきっとハマっていただろう思わせる作品で。そういう作品は出会うのに早いも遅いもないから、生きていればいつかプレイしたはず。そのときがたまたま今だったのでしょう。それでは極限状態で人間が素朴な感情で愛しあったり殺しあったりする世界に行くので、さようなら。