単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

「こどものうた」/高橋優 「こどものうた」はだれのためのうた?

心にそのままくる!!
泣ける


世の中の情勢が歌詞に込められてる。ここまで生々しいような歌詞は初めてだ。
感動じゃない、何かが来た!!!


なんかわかんないけど
胸がくるしくて 泣けてきた


自分にリンクしてて感動しました。
腐った大人が多い世界だ。


ニュースで見た「赤ん坊が泣き止まなかったから、うざかったから」ってだけで赤ちゃんを殺した
赤ちゃんは泣く事が仕事で泣く事でしか伝えられないから

泣くのは当たり前なのに
人を、 命を育てる事を馬鹿にし過ぎている。




あらゆる所で大絶賛されている、
高橋優の「こどものうた」(Youtube上)に書かれていたコメントの一部です。

他のコメントもほとんどが泣いたや感動したなどの多くの
「大人」のコメントで溢れていました。

中には、ただセンセョーナルにみせるためにこの重いテーマを深い考察もなく利用しただけだ、
といった批判的な指摘も勿論ありました。

ここからは私の意見になりますが、
高橋優は本当に「こどものうた」を子供に向けて歌ったのではないか、と考えています。


性に関する直接的な表現や身も蓋もない虐待などの現実は、
彼の生まれた地方(秋田)では統計からしてもかなり酷い状況であるのは明らかで、
恐らく私が想像しているよりもっと身近で当たり前にある'現実'なのでしょう。

そういった現実がテレビの中だけなくて実際に目の前にあり、その現実に押しつぶされている子供達の悲鳴が聞こえてきたのかもしれない。

その状況に対して彼が歌ったのが
「ただ生き抜いて ただ生き抜いて」「素敵な明日を自らの手で見いだして」と
当事者であるこどものための「こどものうた」だったのではないかと。




しかし「素晴らしい世界」があると
本当に、今、どこかで、苦しんでいる子供達に伝えるために選んだ歌詞としてはニュースで聞いて勝手に想像したような大人の目線の歌詞であり、
それは説得力に欠けるというか、
むしろ関係のない人々の方が、他人の事だからと余計にセンセョーナルを煽られて感動してしまうような内容の歌詞になっている気がします。



大人が鑑賞する音楽の一つとして絶賛するだけのメッセージ性の高い歌と
女子高生から支持を集めているラブソングの間に一体何の違いがあるのだろう。


社会問題を白日の下に暴いたり、平和ボケした人のために問題提起をしようとした
そんな安っぽいメッセージソングでは絶対にないですが、
結果的にはそっちの側面が注目されているような気がします。


「こどものうた」はこどものためにと、書き始めた私にも何を書いているか分からなくなりました。


少なくとも歌詞を含めて素晴らしい曲であるのは間違いなのですが、
それ以上の影響を及ぼす曲である事を評価するためにはやっぱり結果がないといけない。

なのに結果を出さずに力強く反対意見をないがしろにしてまでそれ以上であると、
歌に過大解釈を求めてそれを押し付ける人が少し嫌いなだけです。