単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

兄妹の絆、不可侵の愛 ハンターハンター No.322 感想

怖い、可愛いけどやっぱり怖い。目が点になりました。

Fate/Zero 第5話 「凶獣咆吼」 感想

英雄のバーゲンセールかッ!! 展開や映像やそして出しゃばりの英雄たちにひたすら圧倒されました。もうツッコミが追いつかない。物語が面白いのは勿論なのですが、ケイネス先生のいけない課外授業とか、キャスターをセイバーのファンに見立ててストーカー問…

THE BACK HORN名曲レビュー「惑星メランコリー」

どうやら地球はまだ滅亡しないようです。この手の話題を聞くと、伊坂幸太郎の「終末のフール」に登場してきた「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」という台詞を思い出します。惰性に流されて怠惰に生きている私には耳が痛くなる言葉。でも、ちょ…

Syrup16gの曲レビューその15「イエロウ」

さっそくやる気が矢のように失せていくねえ カレンダーをみると、週休二日制といわんばかりにキッチリと週五回更新しているこのブログ。(三回だけ)特に意識していたわけではないのですが、部屋が寒いからやる気を失って更新しなかったり、面白い作品と出会っ…

「ファン」であること、信頼するということ。

ファンであることについて。痛い思い出と共に。 私はこのブログのある記事で痛烈な批判を頂いたことがあります。チキンな性格なゆえ、批判された記事は速攻で削除してしまいましたが、このサイト名でググると見つけられると思います。もし気になってもweb ar…

待望のTHE BACK HORNマニアックヘブンベストセレクション発売決定!!

http://www.jvcmusic.co.jp/backhorn/maniacheaven/ THE BACK HORNは毎年、カップリング曲などのマニアックな選曲を中心にした、「マニアックヘブン」という企画を年末におこないます。ファンクラブこと「銀河遊牧民」のメンバーである私は、開催地が遠かっ…

血液に沁みこむ珠玉のシューゲイザー   ノイズP「Blood Music」

前々から、ドリーミーなシューゲイザーサウンドと、初音ミクの細くてキュートなボーカルの親和性を感じていました。そして、このノイズPさんの待望の新作である「Blood Music」を聞いて、この組み合わせはあらためていいなと感じました。というか、この楽曲…

総選挙を支配する怪者、人間を超越した怪者  ハンターハンター No.321 感想

タイトルを誰か代わりに付けてほしいと思うこの頃。ある記事で「ブログを見て貰えるかはタイトルで決まるんだ!」と読んだことがあるので、タイトルには一応のキーワードを散りばめたりしているのですが、まったくスッキリしない。 まあそれはいいとして、HU…

Syrup16gの曲レビューその14「テイレベル」

気分が最高潮に滅入っている状態でのレビュー。先ほど、気分転換のために散歩していたのですが、どうも余計に落ち込んでしまいました。いいレビューが書ければいいな。結局、陰鬱としたのが仕上がりました。 ※もしかすると気分を害する恐れがあります。 syru…

これがバトルだ。  Fate/Zero 第4話 「魔槍の刃」 感想

アサシン簡単に見つかってんじゃねーよ!! 尊い(かもしれない)命を犠牲にして成し遂げたせっかくの戦略が台無しじゃねーか。というか、隠密行動で見つからないのがアサシンの特徴ではないのか。まあ私は切嗣が気に入っているので、アサシンがドジっ子という…

蟻編が終わって新しい物語の兆しを見せた『ハンターハンター』

ただ次の物語を予想したり、これまでを振り返ったりして、ハンターハンターはやっぱり面白いな!という記事になります。単行本派にはちょっとしたネタバレがあるので注意を。

ヘッドフォンの中には救いはないけれど THE BACK HORN「ヘッドフォンチルドレン」

白い背景に工具、文房具、手足がぐちゃぐちゃに配置されているジャケット。よく見ると、その塊はヘッドフォンチルドレンという文字になっているのだが、注意してみないと気付かないほど複雑である。このようなぼんやりと文字を浮かす仕掛けは、無意識で気に…

オルタナティブゆるふわロック 石風呂「ゆるふわ樹海ガール」

ボーカロイドに浸る日々。コメントは消して映像と睨めっこしながら聞いています。これまで俺はボーカロイドはオシャレすぎるから俺には合わないな、という偏見からあまり聞いていこなかったのですが、それはやっぱり俺の偏見のようでちょっと視野を広げれば…

THE BACK HORN名曲レビュー「サイレン」

マニアックヘブンのベストセレクションを収録したライブDVD発売、魂のマーチと謳ったKYO-MEIツアー、新曲の情報など、今年の末はTHE BACK HORNが盛りだくさん。うだつが上がらない泥沼の日々に、一抹の光のように福音が舞い込んできて嬉しいです。これで…

真夏の酸鼻 じん(自然の敵P)「カゲロウデイズ」

THE BACK HORNを敬愛する、しかも、ミスターワールドやセレナーデが好きな「じん」という名のボーカロイドの作曲者がいると聞いて、さっそく飛んで聴きにいってきました。案の定、俺は彼の曲を気に入ってしまったのでレビューを書かせてもらいます。タイトル…

Syrup16gの曲レビューその13「夢」

夢 夢叶えてしまった 夢のつづきは幸せなのだろうか。ハッピーエンドのその先にはなにが待っているのか。その先にたどり着いてしまったとき何が見えるのか。Syrup16gの曲レビューその13「夢」 一体どんな精神状態で作ったのだろうか。そう思ってしまうほどに…

アサシンが踊る踊る踊る。  Fate/Zero 「偽りの戦端」 第2話 感想

あさしんはふしぎな踊りを踊った! あーちゃーはぶちぎれた。 第二話の見どころはなんといってもこのシーンですよね。俺はこれまで数々の赤外線ダンスを見てきましたが、アサシンの気持ち悪さと華麗さを兼ね備えたダンスは、歴代二位と大きな差を付けての優…

あなたは一般人ですか。

犯罪を犯す一般人はいません! これが面白かった。一般人って誰だろう 外集団同質性バイアス こういった日常的な事柄に対してのツッコミの視点は刺激的。日常生活で当たり前のように使われている「一般人」という言葉、それが本当は一体何を表しているか。そ…

感想はじめました。  Fate/Zero 「冬木の地」 第3話 感想

「アサシンがやられたようだな」「ククク...奴は我らアサシン四天王の中でも最弱...」 なんなんですかこのアニメすっごい面白い。早くつづきが見たいです。作品の設定からして、後半になってぐーんと盛り上がりそうなアニメなのですが、序盤の段階ですでに時…

世界への悪意、自分への失意、人間への信頼   RADWIMPS「狭心症」

最近、この曲の魅力がやっと分かったかなと思いました。そのとき、俺はあらためて感動したわけなんですが、その受け取った感動をそのまま切り取って書ければいいなと思います。狭心症/RADWIMPS すごい曲ですよね。皮肉、不安、苛立ちなどのアンチテーゼを、…

ハンターハンター キメラアント編 冨樫義博がテーマにしてきた「人間」についての考察

キメラアント編の一つの解釈。

菅波栄純の名言と自分語り

やることないのでブログ更新。話題はTHE BACK HORNについて。と思いきや、いつのまにかただの自分語りになっていました。ネガティブ注意です。 THE BACK HORNのライブアルバム、「産声チェインソー」のヘッドフォンチルドレンの楽曲の合間にて、菅波栄純が語…

誠実ゆえに救われない感情のるつぼ    THE BACK HORN「何処へ行く」

THE BACK HORNのインディーズ時代の記念すべきファーストアルバム。全てはここから始まった。若さといわんばかりに、ぐちゃぐちゃしていてキラキラしているアルバム。 このアルバムに限ってはTHE BACK HORNのファン以外が手にすることはないと思うので、今回…

コンパクトでディープな良盤 THE BACK HORN「パルス」

新機軸をみせてくれた前作の「THE BACK HORN」。それから一年後に届けられたのが、衝撃そのものをパッケージしたかのようなアルバム「パルス」。古今のバックホーンの魅力が見事に融合した良作です。お気に入りです。パルス(初回限定盤)(DVD付) このアルバ…

色褪せることのない素敵な風景  天野こずえ「ARIA」

別館に書いていた記事の仕上げ。コミック「ARIA」の感想です。当時、殺し屋一やヒミズなどの陰鬱な漫画にハマっていた荒んだ時期に、評判の高さを聞いていたこの作品を自然に手に取ったのが出会いでした。どこかで癒しを求めていたのかもしれない。 「未…

Syrup16gの曲レビューその12「パープルムカデ」

僕のイメージでは、Syrup16gは秋が似合うなーと感じています。木枯らし、裸になる木々、寂びれていく風景がsyrup16gの雰囲気としっくりくる。なんだか感傷的になってしまう季節だからってのもあるかもしれません。 Syrup16gの曲レビューその12。今回はPVが…

新たな結末が描かれた小説版  古谷実「ヒミズ」

どこまで素直に書けるか。 純愛青春残酷物語と呼ばれる「ヒミズ」。 それまでシニカルなお笑いを描いていた古谷実が、一転して、笑いを一切排除して人間の深部に焦点を当てたストーリーを描いた作品。僕にとってその原作のコミック版は人生を左右するほどに…

ハンターハンター 美しい「遺言」と新たな始まり

前回の記事で「キメラアント編が最高の結末をみせてくれた」と書きましたが、どうやら今回が本当のラストのようでしたね。ハンターハンターを読んでいると、気温の寒さに反して目頭を中心にして体温は上がってぬくぬくします。

ハンターハンターのキメラアント編で描かれた『不条理』という面白さ

いよいよ今日から10月となった。すっかりと涼しくなった秋の夜にはホラー小説が合う。 僕が丁度読み終わったのは「他人事」という平山夢明作の短編集。人間の不可解な狂気を描いた、スラプスティックな作風であり、無関に裏打ちされたどうしようもない不条…

THE BACK HORN名曲レビュー「白夜」

教会の鐘が響いて幸せな奴が出てきたTHE BACK HORN全曲レビューその19「白夜」 幸せにはほど遠そうな「俺」が暴走しています。この曲は「パルス」に収録されており、アルバムでも存在感がすごいです。ボーカルのねちっこい歌い方から、ベースのテクニカルな…