単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

THE BACK HORN「心臓が止まるまでは」を聞いたが、いい

先日の深夜、公開されたTHE BACK HORN「心臓が止まるまでは」を聞きつづけているので感想を書きます。THE BACK HORN@THEBACKHORNnews先行配信曲「心臓が止まるまでは」MUSIC VIDEO公開!「心臓が止まるまでは」Music Video■Youtube(Short Ver.)URL:https:…

Syrup16gの曲レビュー 「デイパス」

Syrup16g全曲レビュー「デイパス」 「デイパス」のタイトルをそのまま受けとるならばデイをパスすること、その日を通過するといった意味でしょうか。「その日を通過する」は、「一日を過ごす」はニュアンスが違うように思えます。トランプゲームで自分の順番…

THE BACK HORNと勿忘草と生と死

THE BACK HORNの曲のなかには勿忘草が登場する曲が三つある。 その三つの曲は、「コバルトブルー」、「人間」、「カナリア」。どのように勿忘草が出てくるのか見てみる。この夜が明ける頃 俺たちは風になる 勿忘の花びらを舞いあげて吹き抜ける「コバルトブ…

Syrup16gの曲レビュー 「君待ち」

Syrup16gの曲レビュー「君待ち」。 「君待ち」の魅力を一言で表すならばコーラスでしょう。 Syrup16gの曲は中畑大樹さんのコーラスがポイントの一つで、「君待ち」では贅沢なほどに間奏、メロやサビで重ねられています。この曲に至ってはもはやひとつの楽器…

COALTAR OF THE DEEPERS 25TH ANNIVERSARY "THE VISITORS FROM DEEPSPACE" TOUR @十三246GABU 2019.6.22

COALTAR OF THE DEEPERS 25TH ANNIVERSARY "THE VISITORS FROM DEEPSPACE" TOUR @十三246GABUを観に行ってきました。バンド名が長ければツアータイトルも長いOF THE DEEPERSの待ちに待った5年ぶりのライブ。(以下、バンド名はdeepersで統一。)全体的な感想 …

親と子の関係が良くない人間による親と子の関係が悪い作品語り

ツイッターで見かけた「親子の微妙な軋轢を的確に描写した男の漫画」が少ないという記事を読んで、唐突に親と子の軋轢・対立が出てくる作品について語りたくなった。 思えば、私は家庭問題をこじらせすぎて家庭問題が出てくる作品がいつからか好きになってい…

親と子の関係が良くない人間による、親と子の関係性が悪かった自分語り

感傷をぶちまけてしまったので下書きにしていたけれど、私が親子問題を語るときにこういった背景があると参考資料になりそうなので公開しておく。 今日私が書くことは、親と子の関係が良くない人間による、親と子の関係性が悪い自分語りと、「親」の真似事を…

日本は音がこもる話と海外レコーディングの話と私

日本は音がこもる問題。なぜバンドは海外でレコーディングを決行するのか問題。もしくは、なんとなくの知識をすでに過去の記事で書いてしまったいた問題について。 きっかけになったツイッターはこちら。榎宮祐@yuukamiya68何度もブラジルと日本を往復してる…

Syrup16gの曲レビューRe:Re: 「イマジン」

前回のSyrup16g「イマジン」のレビューを補足。というか掘り下げる。8年前にレビューを一度書き、昨日二度目のレビューを書いた曲について書き足りなかったのでさらに。 Syrup16gで一番聞いた曲は「末期症状」とかつて書いた。おれは「末期症状」の「ちゃん…

Syrup16gの曲レビューRe: 「イマジン」

再Syrup16gの曲レビュー 「イマジン」。8年前に書いたレビューはこちらです。 2003年12月17日に発売されたシングル「My Song」に収録されています。 「色褪せない名曲」という謳い文句があります。時代の経過によってもその価値が変わることなく輝きつづてい…

プリティーリズム・レインボーライブとKING OF PRISMを楽しめたことを楽しめた話

私は話題になったアニメを内容を問わずとりあえず見てみることがよくあり、そのとき「自分に合わない」と感じたときはnot for me(私向けではない)と判断して視聴を止めます。 その試みに関することで、あえてnot for meと予測される作品に挑戦してみて、その…

Syrup16gの曲レビュー 「She was beautiful」

Syrup16gの曲レビュー 「She was beautiful」。 初っ端からすべての歌詞を引用。 いつまでも子供のままで あのときの言葉を今日もかみ砕いて眠るいつまでも子供のままで あのときの笑顔をずっと忘れないでShe was beautiful とツイートに収まる文字数です。…

救いがない読み切り漫画「鬼」と、不幸な物語にしか共感できない「アスペル・カノジョ」の斎藤さんについて

小学館新人コミック大賞 佳作の『鬼』が凄まじい「悪意の塊のような作品」 https://shincomi.shogakukan.co.jp/viewer/84/04/402/ 話題になっていた読み切り漫画の「鬼」を読んで思いだしたのが、「アスペル・カノジョ」で出てきた主人公が描いた漫画。不幸…

お知らせ全集、タイトルとURLと活動休止(他)と今後について

お知らせ全集。タイトルについて タイトルを「単光のカナリア」に変更しました。 そもそも以前の「炭鉱のカナリア」 をつけた理由は、苦痛と不安が跋扈していた人生においてなぜ自分が生きのびたかを考えたときに危機察知能力をもってして逃走をつづけてこれ…

Syrup16gのレビュー 「愛と理非道」

Syrup16gの曲レビュー「愛と理非道」。Free Throwバージョン。 詞的かつ私的な言葉遊びのフレーズ、アレンジの妙が光る幻想的なサウンド。感情を奥深くに隠した歌声。メロウな音像が耳に残るひたすらに美しい曲です。 メロディーを担うアコースティックギタ…

Syrup16gの曲レビュー「向日葵」

Syrup16gの曲レビュー「向日葵」 淡々と紡がれていく詞とメロディーが描いているのは、かつて口にした他愛ない言葉。脱力気味のバンドサウンドが心地よくて、ラフだからこそのメロディーのすばらしさが映えるようになっています。 向日葵と同じ位背が伸びた…

Syrup16gの曲レビュー「You Say 'No' 」

Syrup16gの曲レビュー「You Say 'No' 」 素朴なメロディーと率直な言葉が冴えている曲。ひとつの恋が散ったあと、もしくはひとつの人間関係が断たれたあとに、過去の名残りのなかで日常に回帰していく、そんなイメージの詞。 永遠だって そう 終わりがあるっ…

Syrup16gの曲レビュー「真空」

Syrup16gの曲レビュー「真空」 FreeThrowバージョンについて。 わたしが今まで目にしたSyrup16gのライブで一番盛りあがった曲といえば「Kranke」ツアーでダブルアンコールで披露された「真空」でしょう。 真空に 風が突き刺さっていく様に 真空に 赤い血が吹…

Syrup16gの曲レビュー「Honolulu★Rock」

Syrup16gの曲レビュー「Honolulu★Rock」。Frree Throw収録。 タイトルの「Honolulu★Rock」で★が輝いていて、イントロのリフからすでに明朗快活。ローファイ気味のジャカジャカのギターストロークは陽気で、ビートはテンポよくてギターソロだってノリノリって…

Syrup16gの曲レビュー「翌日」

Syrup16gの曲レビュー「翌日」。delayedeadバージョンについて書きます。 祝祭的なギターのイントロから、選び抜かれた言葉に至るまで、五十嵐隆流の優しさに貫かれた一曲。サビのキャッチャーさも相まって万人にオススメしたくなるポップな名曲。 急いで人…

Syrup16gの全曲レビューを書きつづけてやりとげる宣言

Syrup16gの全曲レビューを書きたい。全曲のレビューを終わらせたい。 生活が落ち着ちついて精神状態が低地安定してきたいま、Syrup16gの全曲レビューを終わらせるいい機会ではないだろうか。また、Syrup16gの楽曲がサブスクリプションで全曲解禁されたので、…

スプラトゥーンとUNDERTALEとDownwellとCELESTEと私

今回は人生2015、人生2016、人生2017、人生2018、人生2019で書いたゲームの話について詳しく書きます。 タイトルに挙げたゲームをプレイするなかで、「がんばればうまくいったと思わせてくれるゲームがすばらしく」て、また「クリアまでゲームをプレイしつづ…

NUMBER GIRLと出会いつづける人生だった

バンドはいつ活動を停止するのだろうか? 普通に考えるならばそのバンドが活動停止すると宣言する日だろう。 しかし解散したからといってその日を境に彼らの楽曲が聞かれなくなるなんてことありえない。むしろ熱狂が加速することだってある。その熱狂がだい…

生を希求する歌の想像力が羽ばたく/THE BACK HORN「情景泥棒」全曲レビュー

わたしがTHE BACK HORNが好きな理由が「情景泥棒」を聞いてあらためて分かった。よく分かったので全曲レビューを書く。 THE BACK HORNが世に放つメッセージはどんどん分厚くなっている。初期は「生きたい(ときにだから死にたい)」から最近では「生きよう」ま…

精神崩壊させてくれそうな時報と精神崩壊してたときに聞いてたArca

日常生活では一生話す機会がないと確信している小ネタ。「精神崩壊させてくれそうな時報」のツイートを見かけて、精神崩壊していたときによく似ている曲を聞いていたときを思いだした。 まず見てもらいたいのが話題になっていたこちらのツイート。時報がノイ…

Syrup16gのサブスクが解禁されて私たちの生活がすこし豊かになる

syrup16g、過去作15タイトルがサブスク解禁 うれしいニュースを目にした。わたしはSyrup16gの音源はほぼすべて持っているわけだけど、サブスク解禁をきっかけにSryup16gを聞くようになる人が増える可能性がうれしい。これから出会う誰かがSyrup16gを知ってい…