何故萌え作品のレギュラーは基本女子4人組なのか?
もとのネタはシュミとニチジョウさんの記事のタイトルです。これがとても面白かったので私が思い付いた答えなどを書いてしまいました。
四人組のアニメ
とりあえずはあちらのサイトでも挙げられていたのがらき☆すた』、『ひだまりスケッチ』、『けいおん!』、『Aチャンネル』、『ゆるゆり』。ちょいっと脱線しますが、今期のゆるゆりの京子さんは最高ですよね。
他には私がざっと思いついたのが、『とある科学の超電磁砲』『生徒会役員共』『ミルキィホームズ 』『苺ましまろ』ぐらいでしょうか。意外とあんまり思い付きませんね。
上に挙げたアニメは序盤だけが四人組であったり変則的であったりしますが、四人組といったも問題ないでしょう。
なぜ四人組か
真っ先に思い付くのがあれです。元サイトにも書いてありましたが、奇数のグループだとはぶかれてしまう人がでてくる問題です。三人組に常に付きまとう恐怖です。
「二人組を作ってください」と先生が宣言したとき、グループが分裂するのは精神的にあまり良いものではありません。出来ればその可能性すらもない方がいい。見せ方次第でははぶかれるシーンを作らないのはどうにでもなるはずですが、仲良し三人組にはそういう危険性が含まれていて、それを喚起させるのはあまり好ましくないでしょう。三人組のグループ内に偏りがあったら、それはそのままキャラクターの優遇ということにもなりかねませんから。しかも、常に三人だけを描くのはその作為が目に付く恐れもあります。
ここで「仲良し三人組」と強調したのは、例えば仲間だったり兄弟だったりするケースは、おそらく三人組だろうか四人組だろうがあまり関係はありません。それはグループという単位で括られるものではなく、ただ個々のコミュニティに属しているキャラクターが三人いるだけであって、偏りがあっても何の問題もないからです。むしろ、偏りがあるのは当然。みつどもえ、みなみけ、新世紀エヴァンゲリオンなど。
あくまでも、ずっと仲良くしている同じコミュニティに属しているような三人組が好ましくないのでは、ということです。さっきからずっこけ三人組が頭をよぎりますが、これは無視!
それと、四人組の長所はカップリングが適度な数になることも関係しているのではないでしょうか。四人組のカップリングは全6通りあります。この数であるならば作中で十分に描くことができる数字であります。しかも、把握しやすい。そして、人が短期記憶で瞬時に認識できる数の最大値である7(マジックセブン)よりも一つだけ少ない数なのです。マジックセブン。なぜマジックかは分かりませんがそう呼ばれているらしいです。
つまり四人組は、人間が処理するには最適な数でありながら、しかも偏りを起こしにくい便利な数なのです。徐々にキャラクターが増えるアニメでも、最初は四人組であることが多いのもこれが理由なのでしょうかね。四人組というのは、四人組の人間も見ている方にも優しい仕組みのようです。
あずにゃんごめなさい。