ミニアルバムだが、最後曲自体がミニアルバムみたいな曲です。そんな名盤。
1.想像のsecurity
初めて時雨と出会った曲。3ピースとは思えない、音像の強さ。ドラムが本当にテクニカル。複雑な曲展開の中で、さらに複雑なドラミングをしている。タム回しが圧巻。手数も半端ない。ベースもゴリゴリと、とても好みな音です。最後のスネア捌きは、凄まじい。
2.感覚UFO
この曲の345のベースラインは、かなり独特ですよね。ヒリヒリした性急感がある。本当に未確認生命のようなバンドだ。こんな静と動の切り替えの多い曲で、ドラムが暴れまくるのは凄すぎます。
3.秋の気配のアルペジオ
タイトル通りに秋のような乾いたアルペジオがかなりいい。345の声好きだなー。ドラムのクローズリムショットが、いい。終盤が盛り上がるような展開は、グッド。
4.ラストダンスレボリューション
Aメロが一番良くないか!比較的大人しい曲ですね。いきなり転調してからのギターのフレーズが、なんともいえない哀愁感を出している。そしてまた転調する。決して飽きさせない展開が好き。
5.Sergio Echigo
言わずもしれた名曲です。凛として時雨の全てが詰まっていると言っても大げさじゃない。
Aメロ,Bメロの哀愁漂うメロディーにほろりとし、次の間奏で青い切なさを感じる。転調したからは、神秘的なアルペジオが待っている。しばらくしてまたサビが来ます。TKのシャウトが、悲しげなメロディーに乗ります。ピキーンと聞こえると、転調とともに強烈なドラミングが始まり青木さんが登場。最後の盛り上がりで、テクニカルなギターソロが炸裂!ドラムもよく分からないフレーズの連打! そしてフェードアウト。
総評。
ドラムが凄い。
売れないわけがない!
