単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

ライブレポを書くのは難しい


 雑記。


 わたしが好きなバンド、psysalia psysalis psycheが解散したライブについて、二本ほど記事を書きました。一本目はいつものようなやり方で、二本目は試行錯誤してライブレポを書きました。今回はロッキングオンジャパンのライブレポを参考にし、「凄いライブだったんだぞ!」ってことをケレン味たっぷりに伝えるために工夫しました。いつもは使用することがない、ヴォーカルとか、フロアとか、アクトとかの言葉を必死にかき集めました。そのせいで軽薄になってなければいいのですが。せっかくの貴重なライブを体験したのだから、色々な視点で書いてみようという意図のもとです。さすがに三本目はもう書けませんが。


 こうして書けば書くほどライブレポートというのは難しいと感じました。
 なにせライブ中はひたすら圧倒されていることが多いのです。冷静に観て、レポートを書く、というのはほぼ不可能。特にわたしはライブは前列で参加する楽しみ方なので、記憶にはあまり残らない瞬間的な快に身をゆだねていることが多いです。気が付いたら終わってたってことがたまにあります。そこで、どうにか振り返ってライブレポを書こうとしても、そもそも記憶が足りません。なので、必死に頭のなかをサーチして、体験を再現していますね。でも、こういうのは慣れだと思うので、ライブに行ったときはできるだけライブレポを書くことに決めています。あと十回くらい書けば良いかんじにコツが掴めそうです。 


 それにライブレポって読むのが特に楽しいんですよね。他のかたのブログでライブレポを発見すると、自分が行ったことがないライブでもつい読んじゃいます。いいライブレポの条件としては、自分がその場にいなかったことが悔しくなるのがいいライブレポなのかな、と思いました。なんというか「こんな楽しいライブだったよ!」って記事に惹かれるので。理想は超進化アンチテーゼさんとこのようなライブレポを書けるように精進していきます。THE NOVEMBERSのライブレポを読んでいたらめっちゃ行きたくなりました。というか、今度は行く。


 そして、これは自分でも驚いているのですが、彼らの解散がけっこうショックのようでした。わたしには妙に冷めている部分があるので、どれだけ好きだからってバンドが解散したくらいでは落ち込まないと思っていましたが、それは自分への誤解でしたね。こういった感情は時が経つにつれて実感してきて、PPPが解散するのは本当に悲しくて残念な出来事に。そもそも、あまりにライブが楽しくて絶対にまた行こうと思っていた矢先の解散だったので、衝撃が大きかったというのもあります。なんかすげーもんみたなー、というのが率直な感想ですし、またこんなすげーもんみたいよ、って強く思いますし。


 PPPの魅力は、色々とありますがひとつは挑戦的であったことです。退廃的なところも好きなんですが、それよりもぶちぎれている感覚が好きでした。というか、その両立。Syrup16gでいう天才とか、手首とか、空をなくす、とかの路線って感じで。内省的かつ攻撃的といった、わりと貴重なテーマを奏でていた、と。バンドとして短命であったわけですが、まあ仕方ないよなといった思う節もあったり。彼らの魅力は短く閉じてこそ完成されるともいえるような気がいます。いや、もちろんずっと活動してくれたほうが嬉しいんですけどね。しかも、オルタナシューゲイザーといったサウンドはドンピシャで好みでしたし、ボーカルの声も艶があって魅力的でした。ってことでオルタナ好きにはぜひともオススメです。

 
 
 などなど思ったことをバーッと書きました。
 このペースで今月は突っ走りたいです。