単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2014/09/01

 
  さっき更新した日記は本当は9月1日から始めたかったんだけど、昨日は酔ってしまって気が付けば朝になっていたからできなかった。

 「夜更かしするのは満足していないからだ」みたいな言葉を見かけたことがあって、確かに私は何もしていないと感じる日に限って夜更かしをしている。そしてその夜更かしは大抵が満足することなくて、時間切れで諦めて寝るだけだった。そんでもって寝れないっていう最悪の結末になるのがオチだ。ただ、酒を飲むようになってからはそういう空虚な日ですら簡単に終わらせることができるようになった。満足できない日々の夜更かしはアルコールによって終わりを迎えることになった。満足できないとしても、不安にさい悩まされたとしても、酒を飲むことで日を送ることができてしまう。なんとすばらしいことなのだろうか。

 酒の話をするならば、私はここ最近まで酒をまったく飲まない人間だった。20歳になるまではまったくいって酒を飲むことはなかったし、それ以降も数年間はたまにビールや缶チューハイを買って飲んでも「不味い」と思って捨てている人間だった。それなのに気がつけばビールも焼酎も日本酒もウイスキーも飲むようになっていた。しかもウイスキーと焼酎は好んでストレートで飲むようになってすらいる。その理由はおそらく脳みそがアルコールの薬理的な便利さを知ってしまったのだろう。なんといったって酔っていれば私の神経は鈍くなっていって苦痛がぼやけていくし容易に寝ることだっできる。今期のアルドノア・ゼロってアニメに出ていたスキットルでウイスキーを常備してるPTSD持ちのキャラクターがいて、彼も酒を飲んでいるときだけは主役になれているんだだろうとか勝手に思いを寄せてお気に入りのキャラクターになっている。是非とも活躍してほしい。もしくは酒を飲んで幸せになってほしい。その流れだけど、ツイッターで何度か書いている、「酒に酔っているのは体が夢を見ることだ」という言葉はほんとうにその通りだと思う。アルコールは凄まじい作用だ。これがなんで制限されてないのか不思議なくらいだ。ありがたい。

 今では毎日のように酒を飲むようになった。これほどの急激な変化が自分に訪れるとは思っていなかったら驚きだ。やっぱり人間(特に俺)は脳みそをいじれば簡単に変わる。それは希望でもあるけれど、実際に脳をいじれるわけがないから可能性としては絶望的でもある。そういや、あるとき脳の検査を受けたことがあるけれど「不器用な使い方をしていますね」とか言われただけだった。今でも納得していない出来事のひとつだ。

 夏に地元に帰っていたときに親戚の集まりに6年ぶりに顔を出した。酒に弱いくせに手当たり次第にビールと焼酎を飲んで酩酊武装することで親戚たちの会話にどうにか対応することできた。とりあえず笑う。とりあえず興味がある振りして質問する。そんで、とりあえず相槌して笑顔を見せる。それが出来たのでなんとか場をやり過ごすことができた。とても大変だった。もう数カ月くらいは遠慮したい。会話を継続することができればとりあえずやり過ごせる。私はそういったコミュニケーションの初手を最近になって学んだ。とりあえず会話の中身はどうでもいいんだけど、続けることそのことに意味があるらしいのだ。そして、親戚の集まりの後におこぼれで「村尾」という1万円くらいする焼酎を手に入れることができた。居酒屋では1杯600円以上するらしい。とても得した気分になった。実際に相当に旨くてさっきからずっと飲んでしまっている。

 さっきからずっと飲んでいて酔いすぎている。酔っているとタイピングが雑になってしまう。それでもブログを書いてしまう。酔っているときにだけブログを更新するのって読者にたいして失礼なんじゃないかって思う。それと同時に、ブログがまったく更新されないくらいなら酔っているときの気まぐれの更新でもいいんじゃないのかってのも思う。そもそも本当に読者といえる読者がいるのかという疑問がある。なんか騙されている気がする。持ちあげられている気がするし、そろそろ落とされるような気がしている。ちゃんと感想を書こうとしていた昔はともあれ(気持ちだけでも)、テキトーにすばらしいとか嬉しいとか書いているだけの今のブログが面白いわけがないんだし、アクセス数はちょっとはあるけどそれも長文のせいでGoogleの検索でヒットしやすいだけし、もしくは興味がある話題だからつまらなくても我慢して読んでしまっているだけなのだろう。それはまあ分かっているけれど、興味がある話題についてひたすら情報をかきあつめたい気持ちはよく分かるし、それに少しでも貢献できているならまあいいなとか思ったりもしている。そういう人は数字がタイトルの日記なんて見ないだろうから私は何だって書けるのだ。