単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

アベルカインと犬と猫と


 いよいよ今週の水曜日、12月12日に特撮のニューアルバム「パナギアの恩恵」が発売されるということで、ちょっとしたネタ記事をひとつ。


 ネットを徘徊していたら面白い動画を見つけました。     

俺たちは猫にだまされていたんだ! ワンワンと吠えてた猫が人間に見られてニャーと鳴く衝撃の瞬間
 


   アレ? これ? イヌじゃねーなー。 犬かと思ってよく見りゃ猫!!
 って感じで、この動画をみてまっさきに思い出したのが、特撮の「アベルカイン」という曲。
 
 サビの「猫猫猫猫犬犬犬犬 犬犬犬犬猫猫猫猫」ってフレーズで思い出しました。



 
 アベルカインは、NARASAKIが弾き倒す破壊力のあるバッキングを軸にしたハードコアサウンドに、「猫見たり 犬見たり WHITE RED  猫見たり 犬見たり LOVE DEATH」、「猫猫猫猫(犬犬犬犬) 犬犬犬犬(猫猫猫猫)」などのユニークな詞が乗っかる面白い曲。

 ただ面白いだけではなくて、たとえ猫のように自由に生きても犬のように束縛されて生きても、いずれにせよ「獣のように生きるしかないなら悩んでもムダだろ!!」といった、切実なメッセージも込められている(かもしれない)ので、ハードでコミカルで実はシリアスな特撮の魅力が凝縮されているお勧めの一曲です。

 ちなみに、この「アベルカイン」は特撮の記念すべきデビューマキシシングルで、その点でも特撮を代表する曲といっても過言ではないでしょう。なぜかわたしはこのシングルを持っていますが、いつどこで買ったまったく覚えていないという不思議。


 で、この曲はなんといってもライブが凄い。
 ライブではサビのコール&レスポンスがあって異様なほどに盛り上がります。
 以前は、盛り上がりすぎて猫派と犬派が対立しそれぞれ左右に分かれてサビでぶつかって殴り合う、最も危険なモッシュのウォールオブデスが生じるのがライブの名物でした。しかし、あまりにも危険すぎるということで一時期はライブで封印されたこともあります。ここ数年は、ファンが高年齢化してきて「もう犬でも猫でもどっちでもいいよ」といった中立派が増えたことで対立はなくなったようですが、しかしながら、また最近になって「DOG DAYS迷い猫オーバーランだったら(ry」といった新規のオタクファン層が増えたことによって新たな対立が生じているようです。  
 

 なんていう冗談はさておき、今度の特撮の新作はオリジナルアルバムということで待ち遠しいですね。明日買いにいく予定です。特典がステッカーとポストカードとコメント動画入りDVDと色々あってどれにするかまだ悩んでいるのですが、どっちを選べど 獣のように生きるしかない! 総括! 総括! 総括! 


 念の為に書いておきますが、ライブの話はすべてネタですので。盛り上がるのは本当です。