久しぶりに酒を飲に潰れるまで飲んでいたらブログを書く意欲が湧いてきたので。だいたい2022年の夏ごろのお話。
- 壊れ続ける部屋
- 鍵をなくして見つからない
- 面白かった本
- 怖かった本
- 良かった曲
- 懐かしかった曲
- 渋谷は夜中でも人だらけで驚き
- LGBT
- 明日カノの六章
- マンガ
- 鍵がない
- 社会
- スプラ3
- 暑い
- 鍵をなくして一番悲しかった出来事
- DXM
- 障害者手帳をなくした
- 柔らかい声
- くそみたいなJ-POP
- みんながいいと思っている物を俺もいいと思っている
- 新時代
- ME!ME!ME!のミーム化を知った
- 憑在論だとか、人新世だとか
- 炊飯器があれば電子レンジとコンロがなくても何とかなる
- 首も手も回らない
- 秋
壊れ続ける部屋
浴槽の照明、エアコンのスイッチ、IHコンロ、電子レンジが壊れた。建てつづけに部屋の設備が壊れていっておもしろかった。
極めつけに、鍵をなくした。部屋の中で。
鍵をなくして見つからない
部屋の中で鍵をなくした。捜索するために部屋をすこしずつ片付けできたが、鍵が見つからず。鍵をかけない暮らしを一か月ほど送る。多大なストレスが掛かる。念のために、遺失届を出した。管理会社、警察などとても親切な対応をされて心が温かくなった。
結局、鍵は見つからない。二万九千円で錠前交換した。もっと費用がかかると思って二の足を踏んでいたが、これならさっさと交換したほうがよかった。
鍵をなくさないほうが遥かにいいが。そのような人生ではなかった。
面白かった本
鍵をなくす前に年に一回あるハヤカワ文庫セールで本を買いだめした。ここ数か月で一番おもしろかった本は舞城王太郎の『淵の王』。
怖かった本
時世もあって、『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件』は怖かった。人が人を殺すように仕向け、人が人を解体するように仕向ける。やれと命令せずに、誘導することで仕向けるのが怖かった。
良かった曲
ポストパンクみたいなギターを流しながら、結局、サビでシンガロングの力強さに回収されていく。別に歌は一人で歌うわきゃならないなんてことはないのだから。みんなで。
懐かしかった曲
鍵をなくしてからだらだらとTiktokを流しつづける日があった。ONE PIECEのウタが腰振りダンスしている動画で流れている曲がよくて、歌詞で調べてみたらSpice Girls『Wannabe』のアレンジだった。
アレンジによって、こうも曲の相貌が変わるのかと驚いた。
渋谷は夜中でも人だらけで驚き
休みの日にTiktokライブで深夜渋谷徘徊を何度か見ていた。めっちゃ人がいる。クラブの周りに人が密集している。
俺が住んでいる地域は、いわゆるベッドタウンなので、夜十時を超えたらまず人影がなくなるから、夜中二時に人がたくさんいるっての不思議で仕方ない。
クラブという光に人が引き寄せらせられる渋谷、俺の人生からあまりに遠くてほんと他人事。
LGBT
LGBTの本をいくつか読んでほんの少し詳しくなった。
ちょっと本を読んだくらいでは、カテゴリーに関する功罪の問題は俺には手が付けられないことが分かった。
「LGBTなんてカテゴライズは捨てて目の前の個人と向きあおう」なんて素朴なヒューマニズムは差別に繋がるのだろう。
Arcaの『Nonbinary』、『Queer』といった曲タイトルが指ししめているものが薄らぼんやりと見えてきたような、結局は文字を目で追っていただけに過ぎないから分からないような、難しいし難しいってことしか書けない。
明日カノの六章
すごい。五章の配信者界隈は、いまではもうよくあるテーマというか、けっこう本になってる舞台で、それでも明日カノらしい女性のたくましさが描かれていてよかった。
で、次の六章はすごい。なんてたってスピリチュアルを扱っている。
緻密なヒューマンドラマにスピリチュアルを絡めたとき、一体どんな仕上がりになるのだろうかまったく予想ができずにハラハラしている。
当ブログはスピリチュアル全般を警戒しています。正確にいえば、スピリチュアルを入口にしたビジネスの諸々を警戒しています。無料なら別にどうでもいい。
マンガ
『チェンソーマン』、『メイドインアビス』、『明日、私は誰かのカノジョ』が現在進行形で連載されているすばらしい時代。
鍵がない
外ではなく、部屋のなかで鍵をなくすと、ただ鍵をなくした不注意な自分が情けなく、二万九千円かかるだけ。
ちなみに遺失届は、警察署に電話する→鍵の詳しい形状・アクセサリーについて知らせる→登録番号が発行される、の流れだった。
部屋の中でなくしたけれど、外でなくしたかもしれないとも思い、簡単にいえば混乱していたので届を出したがいま思うとその必要はなかった。部屋の中でなくしたのだから。それにしてはいまだに見つからないけれど。
社会
事件以後、統一教会についての記事を読み漁っていた。二世の体験記も手に取っていた。
また事件について、公的な場では絶対に口に出さないほうがいい思いが浮かぶが、特に吐きだすようなこともなかった。
スプラ3
めっちゃやってた。ウデマエS+10、でんせつのアルバイターになったのでとりあえず満足した。
アドバイス
・ステジャンを吐かずに味方に飛ぶのはリスクが高い
・打開するときに一人に突っ込まずに味方と足並みを揃える
・パブロの筆状態からの即イカロールは難しいが超楽しい
暑い
毎年思うが、夏は暑すぎないだろうか。それで、今年の夏で俺はもう終わるんだろうと思う。今年は設備が壊れに壊れたのでいよいよ終わるのだろうと思った。
鍵をなくして一番悲しかった出来事
家の鍵は郵便ポストの鍵も付けていたので、郵便物を受け取れなかった。そのせいで、Amazonで注文していた本を受けとったときにしなしなになっていた。悲しかった。
DXM
メジコン、コンタックSTといえば、大量に摂取することで閉眼幻覚を見れる薬で有名だが、その成分のデキストロメトルファンに抗うつ効果があるらしいってニュースがあった。
世の中は抗うつ効果で溢れかえっているけれど、まだ足りない。夏は特に。
障害者手帳をなくした
障碍者手帳をなくしたせいで更新ができずに健常者になるところだったが、発行日と更新月を役所に問い合わせて分かれば問題ない。
障害者手帳は更新するために必須というわけではない。
でもなくしたことを告げるときに相手方にけっこう驚かれる。
柔らかい声
この夏、色々なことがあり、ここ数年でもっとも電話をしていた。みな対応が柔らか った。
くそみたいなJ-POP
ってのは、尼崎でよくライブやっている、あやいやかしこの曲タイトルなのですが、くそみたいなJ-POPってめったになくないですか? いまならAdoがよく街中で流れているけど、めちゃくちゃくよくて注意を奪われるくらいですし。
みんながいいと思っている物を俺もいいと思っている
なんか、最近ふと思うのが、みんながいいと思っている物を俺もいいと思っている。漫画も曲もアニメも映画も。
学生時代はそれこそ、俺しか好きじゃないだろうから共有しようともしなかったけど、今はもう先にみんな知ってる。Adoがこんなにすばらしいって、俺最近まであんまり知らなかったくらいだったし。
Adoの新時代を劇場で聞くためにONE PIECEの『FILM RED』観にいきてえなと思っているけど、スプラトゥーン3が楽しすぎるせいで厳しい判断を迫られている。
新時代
Adoの『新時代』がとてもいい。その影響で、一か月ほどの鍵を掛けない暮らしのことを『新時代』と呼んで自分を落ち着かせていた。他の曲はあんまり、とにかく『新時代』がいいのだ。
ME!ME!ME!のミーム化を知った
TIktokで知ったのだが、ME!ME!ME!がミーム化していた。ゼロツーダンスって名前で。
舞城王太郎が脚本を担当したアニメがあることで知った日本アニメ市で見たやつで、それがネットミームとして脈々と受け継がれていて、Vtuber宝鐘マリンのPVにまで起用されて、ずいぶんと前からTiktokでも踊られていたらしい。
憑在論だとか、人新世だとか
過去から眺めた未来という世界線を考えることが好きで、そのためによくわからない現代思想の本をたまに読む。
十代の俺が想像した未来は、よくあるようにもう若死にしている未来で、そうではない未来をいま生きているのが不思議な感じがする。
小学生の頃、いつか死ぬことが受け入れられずに夜な夜な悩んでいた。それについては死ぬときにあらためて考えようと保留することで難を逃れた。
そのときが、今じゃないかと夏になるたび毎年思っているけれど、思っているときにタイミングよくそのときがやってくることはなさそう。
炊飯器があれば電子レンジとコンロがなくても何とかなる
何とかなった。長期的には何とかならなさそう。調理方法が茹でor煮込みだけだけど、同じものを食べつづけても平気なので何とかなっている。
しかし、同じものを食べつづけることが苦痛というのは、栄養の偏りの観点からするに理に適っているから、同じものを食べつづけても平気というのは良いのか悪いのか時代に託されている。
物を移動させる仕事
物を移動させる仕事といえば、なにかを移動させる職って大きく括ると様々な形態があるようなーと気づく。その何かに人や数字を含めればさらにその職種は増える。
多くの人たちが何かを移動させては日銭を稼いでいる。
首も手も回らない
部屋の設備の修理依頼と、積読している本、未プレイのノベルゲームなど、首も手も回らない。
金と時間が足りない。
でも、スプラ3やってるんだから、まあそういうのだろう。別に生活がどれほど悲惨なことになっていようが、それはそれでスプラ3楽し~!!
小さい頃から不安に付き合いすぎたせいで、薬やコンテンツの力でもう相手にしなくなってしまった。
秋
秋の気配を感じたら、いまだに凛として時雨の『秋の気配のアルペジオ』を思いだす。
快適な温度というのは、生きていくうえで思っているより大事なものだ。