単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

工事現場の騒音みたいに静かで

要約。

うつ病体験談にあった「音楽が工事現場の騒音みたいに聞こえる」について

・「工事現場の騒音みたいな音楽」といえばノイズ/インダリストリアルなどがあり、不快ではない

・そもそも工事現場の騒音も不快ではない

・勤務先の工場では作業時にマスクと耳栓の着用義務がある。これ、人にとっては過酷な労働環境でおれにとっては注意が逸れにくい快適な労働環境で、それは工事現場のような騒音みたい音全般がストレスにならないからで、よかった。

 

書名不詳

左下の、私のうつ病体験談。「音楽が工事現場の騒音と同じものに聞こえる」とある。

うつ病になる前は、大好きなロックバンドの曲を毎日聴いていました。ところがあるとき、「心を揺さぶられないな」と違和感を覚えたのです。ついには、音楽が不快に感じられ、工事現場の騒音と同じものとなりました。

工事現場の騒音のような音楽ジャンルがある。主にノイズ/インダリトリアル/ファクトリーがそのジャンルに分類される。

おれはその手の音楽を好んで聞いて漁っていた時期があり、上記の体験談の「工事現場の騒音のような音楽=不快」という図式に驚いた。よく読めば、大好きなロックバンドの曲が工事現場の騒音と同じにしか聞こえないという感覚変化こそが不快の最たる理由という話っぽいが。

 

で、工事現場の騒音のような音楽といえばこれとか。

www.youtube.com

これとか。

www.youtube.com

当時、浪人生だったおれが身を置いていた寮の部屋は違法建築なのでは?と疑いたくなるほど壁が薄く(その数年後に部屋をベニヤ板で仕切っただけのもっとひどい寮に入ったが)、人の生活音を聞きたくなかったからうるさい音楽で耳を埋めていた。その頃に工事現場の騒音みたいな音楽ジャンルを知った。

 

工事現場のような騒音を出す側の職場にいたことがある。騒音の発生源になっていたのはハンマドリル、インパクトドライバー、セーバーソー(当時はセイバーソードとおしゃれな勘違いをしていた)などの青い機材で、その音を不快に感じたことはそういえばなかった。

 

工事現場のような騒音が鳴りつづけている職場ではマスクと耳栓が着用義務になっている。

騒音+耳栓では会話はまず成立しない。怒号くらいでかろうじてわかる。このような労働環境を、人とお喋りできないと捉える人もいればおれみたいに人と会話せずにすむと捉える人もいる。工事現場のような騒音はおれには騒音ではなく集中しやすく注意が逸れにくいいい労働環境と捉える人もいれば、まったく逆の捉え方をしている人もいる。

雑な職業適性診断で「あなたの適職は芸術家/クリエイターです」と結果ばかりのおれだがおそらく平均よりかは工事現場のような騒音がある労働環境に適応しやすいのだろう。

なにせおれにとって工事現場のような騒音なんての気乗りしない会話/コミュニケーションに比べると静かなのだから。

 

なんてことを冒頭の画像をスクショフォルダで見つけたときに思いついてこういう考えが見聞きしたものにつど反応する形で頭のなかで絶えず流れていて今回みたいにそいつらを捕まえられるとうれしくなる。

このブログは子どもが捕まえた昆虫を虫かごに入れて見せびらかしているようなものかもしれない。おれは捕まえられたのがうれしくて分かち合いたくて見せるけれどそれが何かってのはそう大事でもなさそう。