単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

書目リストを買った

文筆家の木澤佐登志が制作した480円の書目リストを購入した。

こちらの。

note.com

「おすすめの本リスト」はリストだけでも読みきれない量がインターネットに転がっている一方で「すばらしい文章を書いている人のすばらしいおすすめ本リスト」となるとめったにない。さらに「その人が過去におすすめしていた本がすばらしかった信頼できる人のおすすめの本リスト」となればもっとない。

買うしかないで買った。

本は面白かったり面白くなかったりする。それはしょうがないにしても面白くなったときのダメージがでかい。『チェンソーマン』の『デンジは口に入れた栄養になるモノを飲み込むクセがあるんじゃ!」のデンジじゃないが、わたしは買った本は一年以内に読んでいる。積読できない。なにやら読んだことがない本が家にあるのがストレスになるらしい。それは部屋が散らかっているよりも。強迫的読書をしている。目が滑って同じページを数十回繰りかえすようなときがあり、本なんて買わなければよかったと本気で後悔する日もたまにある。だから手に取った本が面白くなかったときはしんどくなる。経済的にも精神的にもよくない。

なので本選びだけは慎重にならざるえない。本だけは話題やトレンドになっていたことが参考にできない。それも、わたしは本屋に山積みになっている自己啓発本よりも『日常に侵入する自己啓発: 生き方・手帳術・片づけ』や『自己啓発の時代』のほうが好きで、スピリチュアルの本より『るん(笑)』のほうが好きで、こういった本は本屋に山積みになっていないし在庫がないことも多い。マンガだったらとりあえず試し読みして取捨選択できるけど、本は試し読みでありかなしかを判断できるほど目が肥えていない前書き目次までしか面白くなかった本も多い。

本の世界で迷子にならないために地図は必要なのだ。絶対に。そして地図は訪れることがなくても眺めるだけでおもしろい。

他に参考にしているのは関内関外日記。それについては前に記事にまとめた。本人のお墨付きも貰って嬉しかった。

dnimmind.hatenablog.com

 

で、購入した書目リストの話に戻り、リストの既読数を数えてみたら、それぞれ645分の71と335分の25だった。つまりわたしがまだ読んだことがないおもしろい本がまだまだあるらしい。でも一生読めなさそうな本も多かった。マンガはリストにある本の9割方を読んでいた。『エイリアン9』は選考外だった。

なにか書こうしたが忘れたスクショの12冊中2冊がリストにあった。欲しいものリストにあって半額以上割引されていたから買った本ばかり。

Twitterで感想を漁るときに出てくる♯名刺代わりの小説10選は自分ならどの本を選ぶのだろうかと考えていて『花束みたいな恋をした』の麦が読んでない舞城王太郎の本はひとつは絶対に選びたいくらいしかまとまらなかった。