単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

「曲名から邦楽ロックバンド名を当てるクイズ」ばっかりやってる

dnimmind.hatenablog.com

今日も昨日につづき、アプリ「みんなで早押しクイズ」にて、曲名から邦楽ロックバンド名を当てるクイズをやっては負けている。

クイズやっていると、最近目にしなくなったバンドを見かけて懐かしくなったり、(ごくまれに)自分だけしか正解していなくて優越感に浸ったり。

結局、最後には負けてしまうから「次こそ」は挑戦しつづけている。

 

クイズ対策というわけではないが(確実にクイズの影響ではある)、通勤時間や休憩時間に所持している三つのDAPを取り出しては邦楽ロックを聴くようになった。そして帰宅後は、クイズで初めて目にしたバンドをググってはYoutubeやサブスプリクションで聴き漁っている。

見逃していた新しいバンドや素晴らしい曲を知っては嬉しくなり、クイズに答えられるバンドの知識を増やしては楽しくなり、およそ10年ぶりに邦楽ロックというカテゴリーのマイブームがやってきたのだ。

 

すると、さきほどCDを納めた段ボールの隅のほうに「UK.PROJECT 2015のサンプラーCD」ってのを見つけたので開封して聞いてみた。

5年後だからもう特集の「ニューカマー」という意義はなくなっているけれど。ここに収録されているバンドのすべてがクイズに出題されいるっぽいし、前から聞いていたら「これ、進研ゼミで見たやつだ!」的なかんじで勝てた試合がどれだけあったことか……。つっても、付け刃の知識では早押しクイズにありがちな「マイナー曲→有名曲」って構成上、やっぱ詳しい人には歯が立たないっていう。

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曲名から邦楽ロックバンド名を当てるクイズの難問といえば、複数のバンドで曲名被り。

いわゆる、ひっかけ問題だ。

「東京」「希望」「明日」「swim」といったシンプルな単語が被ることは分かっているからそれは引っかからない。「東京」という曲名を例にだすと83曲もあるらしいし。

厄介なのが、「被りがなさそうな特徴的な曲名なのに被っている」曲で、自分がひっかかったのは「とおりゃんせ」「混ぜるな危険」「君という花」「大停電の夜に」とか。それぞれ「パスピエ」ではなく「Rhythmic Toy World」で、「筋肉少女帯」ではなく「tricot」で、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」ではなく「Sound Schedule」、「cero」ではなく「indigo la End」が正解だった。


【MV】筋肉少女帯「混ぜるな危険」

 

こういうの、一度間違えるともう二回目はひっかからないので、そうやって徐々に正答率が上がっていっている。最初はそれはもう誤答ばかりで失格(間違えるとライフが減る)になったものだった。 

 

それと、いつの間に曲名がユニークないわゆるコミック寄りバンドの勢力図がまるっと塗り替わったよなーと気づいた。

10年前は「水中、それは苦しい」「グループ魂」「巨乳まんだら王国。」をよく目にしていたが、いまでは「四星球」「ヤバイTシャツ屋さん」「レキシ」「打首獄門同好会」「キュウソネコカミ」などが圧倒的に人気になっている。

てか「ユニークな曲名」というカテゴリーそのものがメジャー化して激戦区になっているのかもしれない。


安めぐみのテーマ / ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)

安めぐみのテーマ」で思いだしたけど、前にモーモールルギャバン小林太郎安田美沙子を曲名にしていましたね。同時期にリリースされた記憶があって、あれは何だったんだろうと不思議だった。


「美紗子ちゃん」PV|小林太郎 -公式-

 

クイズはかれこれ十回以上は参戦しているが、何度も目にしてもいまだに答えられないバンドが多いことよ。

すでに記憶の中にバンドの箱があれば関連づけてさくっと記憶できるが、これまでまったく接点がないバンドは記憶するのはなかなか苦労する。

記憶というのは、良し悪しを問わず情動が揺れうごいたときに扁桃体が「記憶する価値あり」と判断するので、記憶するためには「好き」になるのが手っ取り早い。

その点、わたしは「今まで知らなかったけど、けっこういい曲だな」と思うことが多いのもあって、ここ数日で邦楽ロックの知識が急激に増えつづけてきた。

 

 

にしてもさ、わたしはここ最近のバンドをあまりに知らなさすぎる! 

ここ数年よく聞いていたのは、ジャンルでいえばミュータントポップ/エレクトニカだったから、邦楽ロックに目を向けることがほとんどなかった。

といっても、さよならポエジー、LOWPOPLTD. 、THIS IS JAPANなどお気に入りのバンドが増えることもあるにはあった。

が、基本的にはほとんどが昔から好きなバンドの新譜をチェックするくらいだったのだ。

 

それがいまでは、クイズがキッカケではあるが、ひたすらに新しいバンドを知っていくのが楽しくてしょうがない。

わたしの嗜好は偏りまくっていると自覚しているからこそ、あえてそれを度外視して片っ端から網羅としていく試みはおもしろい。すでに容量限界になって新しい曲を追加するたびに古い曲を消さないといけないDAPに新規参入するようなバンドもいつくか出会っている。urema、時速36km、bachoとかね。

 

それから。

クイズでわたしがほぼ一番に回答できているNUMBER GIRLのライブがもう一週間前に迫ってきている。楽しみで仕方ない。いまだに信じられない気持ちがある。

が、現実だ。わたしの中にある「邦楽ロック」というカテゴリーを強引にひとつのバンドに象徴させるならば、それはNUMBER GIRLになる。

前に記事でも書いたが、漫画や小説のなかでNUMBER GIRLの名前をたびたび目にすることがある。去年は、美少女ゲーム素晴らしき日々~不連続存在~」でもオルタナサウンド色が濃い名曲の作曲者が彼らのコピーバンドをやっていたと知って深く納得した。

わたしがこうして邦楽ロックにまた熱中している時期に、その象徴的存在におもえる彼らのライブがあるのは素敵なタイミングだ。

 


素晴らしき日々~不連続存在~ OP

 

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