2012-01-01から1年間の記事一覧
Psysalia Psysalis Psycheのニューアルバム『#7 』のリリースツアー、ツアーファイナルとなるライブが5月11日に渋谷QUATTROで開催された。この日のライブは、ツアーファイナルという意味を遥かにこえて、バンドにとっても観客にとっても決定的な意味をもつ…
ネタ。 ライブ中に演奏された曲目を覚える、というのはなかなか難しい。 ライブ中はただでさえ暗記に適した状況ではないのに、とくに前列で参戦してモッシュにもまれていたりすると、覚えた矢先にどんどん記憶が飛んでいってしまう。 じゃあメモすればいいと…
以前に、 Wikipediaの「THE BACK HORNの交友関係」の項目から重要なバンドが削除された出来事の裏に隠されたストーリー。 という記事を書きました。 今回はその続編です。 かいつまんで説明すると、wikipediaでCOCK ROACHというバンドの項目が、掲載の条件と…
心なんて一生不安さsyrup16gの曲レビューその13「生活」 いわゆる「絶望」に関連づけられる、諦めとか、後悔とか、悲しみとかの感情が、そういうもんさ、とポジティブでもなくネガティブもなく、大げさにでもなく特別にでもなくて、当たり前のことだからと平…
黙っている、というのは立派な行為である。 とくに僕のような頭が悪い人間には、何が正しいか、何が間違っているかの判断は難しいし、自分の経験から語るといってそんなたいした人生を送っていないから心もとないし、それになにかを言う必要がそもそもないこ…
「鈴木先生」を読み終えました。高校生のときに読んだ感想では「ちょっと面白い」だったのですが、今回の感想は「相当に面白い」でした。さらに十年後に読みかえすと、「最高に面白い」となる予感しています。鈴木先生 (1) (ACTION COMICS) ギャグマンガとか…
この考察のキッカケとなった記事はこちら。 HUNTER×HUNTERは「名前」の大切さを教えてくれた偉大な作品だった件 リンク踏むのめんどくせーって方のために説明すると、レイザーとメルエムを例に出して、「名前を呼ばれないということは存在しないことと同義」…
Psysalia Psysalis Psycheのライブを観てきました。 ライブ会場は、渋谷QUATTRO。 「#7 TOUR」のファイナル公演、そして解散ライブでもありました。 今回でPsysalia Psysalis Psycheのライブを初めてわたしは体験したのですが、まさか初めてのライブが解散ラ…
アルバムについて色々と語られていたので、個人的に気になった点をまとめます。 なかなか面白い内容でしたね。うる覚えなのでところどころ違うかもしれませんが。 今作の「リヴスコール」はインタビューなどで「実験作」とは言われなかった、と山田の発言。…
すでに小説と映画の感想は書いているので、今回は漫画の「ヒミズ」の感想を書きます。学生時代に読んで以来、いまだに初読時の衝撃が抜けきらないほどに、自分の価値観に多大な影響をあたえている作品です。具体的にいえば、最近ひさしぶりに読んだときに気づ…
完璧主義って言葉について。内容は精神分析のフリをした弱音で「自分ってこんなに可哀そうなんだよー同情してくれ薬をもっとくれ」っていうやつです。あと雑な誤解を解きたいって意図もあります。 一応はできるかぎり参考になる内容を心掛けたのでよかったど…
一人で夜の街を歩いていると、騒々しい若者の集団が前からやってきて、よりにもよって狭い道なのに我がもの顔で群がっているから、こっちが端に避けなければいけない。苦い気分を飲みこんで気持ちを切りかえて飯屋に入ると、そこでもまた若者の集団がいて、…
退屈な毎日に殺されないための武器、または無気力でも前に進むための思想。(以前にレビューしたかもしれませんが、ナンバリングがまちがっていて、さらに加筆したことがあったのであらためて。) 達成感なんているかそんなもの俺は死んだら完成なんだ Syrup16…
雨降りのゴールデンウィーク。 こういった日は外出するのが億劫になって、自宅にこもりがちになります。そして、予定が先延ばしになって心にふっと隙ができると、いそがしさで忘れていた苦しみが飛びこんできて、気がつけば憂鬱な気持ちになって部屋の隅でじ…
めちゃくちゃ参考になったので。 文章法というタイトルのわりには、方法論は述べられていません。そのかわり、いかに文章を書くか、という心がけについて重点的に書かれていて、それが刺激的で読ませるものでした。さらに、文章を語る本にふさわしく、作者の…
このマンガはお気に入りのブログで紹介されていて、そこでの「残念な方々のお話」という謳い文句に惹かれて購入しました。 ちなみにそのブログはこちら(空が灰色だから 1巻/阿部共実)です。「毒とペーソスが沢山詰まってる一筋縄ではいかないショートコメデ…
さくらが咲き乱れるこの季節は、人生においての岐路となる時期のせいか、ふと昔のことが思い出すことが多くて。その思い出は、ただ懐かしいだけで、別に楽しいものでもなく、むしろ辛いことのほうが多かったのですが、それでも懐かしくある。 許せないことや…
そして、休載へ。HUNTER×HUNTER第340話「特命」感想。それと、ちょっとした考察も書きました。
今回は俺という一人称で。 ブログを続けていくうえで、一番の障壁になっているのがプライド。こんな記事を公開してもいいのだろうかという不安、これは特に問題ないのですが、こんな記事を公開したら自分ではどう見られるだろうという不安、これが問題になっ…
ダウナーな気分のときは、Syrup16gのCOPYが聞きたくなる。特にうってつけなのが、アルバム二曲目の無効の日。なんともいえない気分にさせてくれる。静謐さがありつつ、重苦しさもあって、つかみどころがなく不思議な感覚に満たされる曲。Syrup16gの曲レビュ…
遂に、来た!! THE BACK HORN、1年9カ月ぶりニューアルバム誕生 リヴスコール(初回限定盤)(DVD付) 嬉しいニュース。 三月末からこじらせていた憂鬱が一気に吹き飛びました。先月に新曲「シリウス」を発売したばかりのTHE BACK HORN、ついに待望のニューアル…
ハンターハンター30巻感想。…そうか。余は、この瞬間のために、生まれて来たのだ…!!(いまにも消え入りそうな表情で)HUNTER×HUNTER 30 (ジャンプコミックス)
※ひとりのファンが興奮してギャーギャーと書き殴っている記事です。レビューは後日に書こうと思っています。こういった感想は初めて聞いて興奮している時にしか書けないと思うので。シリウス(初回限定盤)シリウス やべーこれはかっこいい! バックホーンなら…
追い求める……世界の果てまで!!HUNTER×HUNTER 第338話 「樹上」感想。
HUNTER×HUNTERの考察記事。今回は「幻影旅団」と「十二支ん」の集団の共通点について考察していきます。単行本派の方はちょっとだけネタバレがあるので注意。
ヤクザとサイキック少女同居生活中! ヒナまつり 1 (ビームコミックス)ヒナまつり 2 (ビームコミックス) いやーこれは面白い。ある日突然少女と暮らすことになったヤクザ。その少女は実に破天荒で無邪気でヤクザは振り回されてしまう。ってストーリーのあら…
Syrup16gの曲レビューその20「ex.人間」。「HELL-SEE」というタイトルのアルバムの中、もっとも不健康そうな雰囲気が漂う曲。 道だって答えます 親切な人間です でも遠くで人が 死んでも気にしないのです ひたすら不健康。じわじわ効いていく毒のように、派…
感傷たっぷりに嘆いてみる。変わってしまった。 昨日、久しぶりにSyrup16gを聞いていました。そして昨日3月1日がSyrup16gが解散した日であることを忘れていました。いつの間にか私の中で彼らの存在が薄くなっていたようで、その証拠に最近は全曲レビューはめ…
寝ても覚めてもBRAHMANの日々。こんなにハマったのは何年振りだろうか。今回はBRAHMANの『Antinomy』 のレビューとなります。 ハードコアとして語られることが多いBRAHMAN。今作は従来のハードコアの激しさを受け継ぎつつも、何よりメロディーが美しい。そし…
「オレはバカだが今わかってる事を否定しないし分からない事を素通りしたくない」ということでHUNTER×HUNTER 337話感想。