2019-01-01から1年間の記事一覧
3度目、5年ぶりのハヌマーン「Don't Summer」について書こう……としてはみたものの、歌詞解釈について過去にさんざんやったから特に新しく付けくわえることがなかったので、今回は曲に便乗して自分語りがほとんど。 公開し忘れたせいで、季節は残暑の欠片すら…
依存症治療に熱心に取りくんでいる芸能人が逮捕されたニュースをみると、依存症がよくいわれる「やめつづける」ことは本当に難しい、と思う。 特に「快感回路」を読んでからというもの、動物由来に備わっている報酬回路の脆弱性や、依存が進行したときに脳に…
おそらくこの記事を目にした人は、下に貼ってある動画の奇妙なサムネイルをクリックすることをためらうだろう。だが願わくば、その葛藤を乗りこえてクリックしてみてほしい。 【鏡音リン】 RYUNEN OR DIE!! 【オリジナル】 たまに〇〇風のVOCALOID曲を探しも…
はてなブログに引っ越すときに、ブログの下書きを整理していたら、10年前の当時の俺が疑問を書き並べた記事を見つけた。いい機会だからこれに答えてみようと思う。話題は趣味、人生、ブログ、文章の4つ。 補足、当時は音楽やアニメの感想を書きはじめたころ…
異様な語彙力によるモノローグを堪能できる「ふたりモノローグ」を紹介します。全六巻。完結済み。 ツナミノユウ@tsunaminozazen 隣のギャルが実は小1のとき喧嘩別れした親友だった① https://t.co/VVaMn9thrh 2018/12/14 21:17:37 モノローグの魅力 高低差の…
Neverending Cultの西京BOYさんに会ってきました。オフレポを書きます。 数か月前から「いつか飲みに行きましょう」とお誘いがあり、ようやくこの日、お互いの都合があったので約束が実現。自分がオフ会をする日がついにやってきたのだ! 趣味を通じて知り合…
いずれにせよ。1. Spotifyにあるsyrup16gの人気の曲のなかに、面白い曲が混じっていた。 不眠症。他の曲はカバーされたり新曲だったりするなかで、「不眠症」がランクインしているのが興味深い。たしかに「不眠症」はすばらしい曲だし、当の私も10年以上のス…
syrup16gのライブに行ってきました。参加したのは、syrup16g Tour 2019【SCAM : SPAM】、大阪BIGCAT講演の【SCAM】。不注意によって二日目のチケットは入手失敗したので参加したのはこの日のみ。 まだセトリを知らない人は知らない方が楽しめるのかもしれな…
Syrup16gの曲レビュー「天才」 Syrup16gの曲、思い入れがありすぎて聞いていると冷静でいられくなって、過去の思い出と密接に絡みすぎて言葉で切り離せない曲があるんだけど、「天才」もまさにそれ。かつて「炭鉱のカナリア」というブログタイトルで、このと…
Syrup16gの曲レビュー「神のカルマ」。 Syrup16gの曲、思い入れがありすぎて聞いていると冷静でいられくなって、過去の思い出と密接に絡みすぎて言葉で切り離せない曲があるんだけど、「神のカルマ」はまさにそれ。ほんとこの曲は思い入れと思い出がありすぎ…
このツイートを見かけて、僕が10年以上前に使用していたオーディオプレイヤーのことを思いだした。yuta@yyuta342久々に学生時代に使ってたウォークマンが出てきたんだけどカッコよすぎるので同じデザインで復刻して欲しい!(512MBしかないので容量は上げて…
みなさんの未来は発情していますか? 今回はTHE BACK HORNが歌いつづけてきた「生と死」、その「生と死」にまつわる要素のなかで欠かすことができない「性」について書きます。生と死と性と詩。彼らはデビュー作の「何処へ行く」から最新作の「情景泥棒」に…
いま、「さよならを教えて」という鬱ゲーとか電波ゲーとか呼ばれている作品をプレイしています。まだ全ルートはクリアしていませんが。そこで登場したロールシャッハ・テストについての描写が素晴らしかったので紹介したい。 ロールシャッハ・テストについて…
Syrup16gの曲レビュー「Drawn the light」。 近年のライブで定番曲になりつつある「Drawn the light」。「死にたくない!!」の絶叫や硬質なギターバッキングがリードする、屈強なバンドアンサンブルは盛りあがらないわけがなく、ライブでたびたび演奏される…
「家族計画」というエロゲーをやっていたら「俺は一人では生きていく」「一人で生きていくのは寂しいです」 という問答があった。あと名言感がある「一人でも生きていくことはできるけど、それだと生きていくことしかできないんだな」との言葉。 一人がどう…
唐突に再開するSyrup16gの曲レビュー「(I can't) Change the world」。 広い普通の心をくれないか タイトルの壮大さに比べると、歌詞は日常のなかで展開される悲しさや願いで占められている。半径数メートルに収まってしまうような世界であり、その世界です…
お知らせ。しばらくブログを書く暇がなりくなりそう。夏の暑さにやられて死にかけているわけでもないし、労働に忙殺されているわけでもなくて、PCゲームに手を出してしまったから。 アニメ、マンガ、小説、映画、そしてドラマを消費しつづけてきた人生でした…
先日の深夜、公開されたTHE BACK HORN「心臓が止まるまでは」を聞きつづけているので感想を書きます。THE BACK HORN@THEBACKHORNnews先行配信曲「心臓が止まるまでは」MUSIC VIDEO公開!「心臓が止まるまでは」Music Video■Youtube(Short Ver.)URL:https:…
Syrup16g全曲レビュー「デイパス」 「デイパス」のタイトルをそのまま受けとるならばデイをパスすること、その日を通過するといった意味でしょうか。「その日を通過する」は、「一日を過ごす」はニュアンスが違うように思えます。トランプゲームで自分の順番…
THE BACK HORNの曲のなかには勿忘草が登場する曲が三つある。 その三つの曲は、「コバルトブルー」、「人間」、「カナリア」。どのように勿忘草が出てくるのか見てみる。この夜が明ける頃 俺たちは風になる 勿忘の花びらを舞いあげて吹き抜ける「コバルトブ…
Syrup16gの曲レビュー「君待ち」。 「君待ち」の魅力を一言で表すならばコーラスでしょう。 Syrup16gの曲は中畑大樹さんのコーラスがポイントの一つで、「君待ち」では贅沢なほどに間奏、メロやサビで重ねられています。この曲に至ってはもはやひとつの楽器…
COALTAR OF THE DEEPERS 25TH ANNIVERSARY "THE VISITORS FROM DEEPSPACE" TOUR @十三246GABUを観に行ってきました。バンド名が長ければツアータイトルも長いOF THE DEEPERSの待ちに待った5年ぶりのライブ。(以下、バンド名はdeepersで統一。)全体的な感想 …
ツイッターで見かけた「親子の微妙な軋轢を的確に描写した男の漫画」が少ないという記事を読んで、唐突に親と子の軋轢・対立が出てくる作品について語りたくなった。 思えば、私は家庭問題をこじらせすぎて家庭問題が出てくる作品がいつからか好きになってい…
感傷をぶちまけてしまったので下書きにしていたけれど、私が親子問題を語るときにこういった背景があると参考資料になりそうなので公開しておく。 今日私が書くことは、親と子の関係が良くない人間による、親と子の関係性が悪い自分語りと、「親」の真似事を…
日本は音がこもる問題。なぜバンドは海外でレコーディングを決行するのか問題。もしくは、なんとなくの知識をすでに過去の記事で書いてしまったいた問題について。 きっかけになったツイッターはこちら。榎宮祐@yuukamiya68何度もブラジルと日本を往復してる…
前回のSyrup16g「イマジン」のレビューを補足。というか掘り下げる。8年前にレビューを一度書き、昨日二度目のレビューを書いた曲について書き足りなかったのでさらに。 Syrup16gで一番聞いた曲は「末期症状」とかつて書いた。おれは「末期症状」の「ちゃん…
再Syrup16gの曲レビュー 「イマジン」。8年前に書いたレビューはこちらです。 2003年12月17日に発売されたシングル「My Song」に収録されています。 「色褪せない名曲」という謳い文句があります。時代の経過によってもその価値が変わることなく輝きつづてい…
私は話題になったアニメを内容を問わずとりあえず見てみることがよくあり、そのとき「自分に合わない」と感じたときはnot for me(私向けではない)と判断して視聴を止めます。 その試みに関することで、あえてnot for meと予測される作品に挑戦してみて、その…
Syrup16gの曲レビュー 「She was beautiful」。 初っ端からすべての歌詞を引用。 いつまでも子供のままで あのときの言葉を今日もかみ砕いて眠るいつまでも子供のままで あのときの笑顔をずっと忘れないでShe was beautiful とツイートに収まる文字数です。…
小学館新人コミック大賞 佳作の『鬼』が凄まじい「悪意の塊のような作品」 https://shincomi.shogakukan.co.jp/viewer/84/04/402/ 話題になっていた読み切り漫画の「鬼」を読んで思いだしたのが、「アスペル・カノジョ」で出てきた主人公が描いた漫画。不幸…