単行のカナリア

スプラトゥーン3のサーモンラン全ステージ野良カンスト勢です!

2022-01-01から1年間の記事一覧

『明日、私は誰かのカノジョ』五章洗脳 感想

『明日、私は誰かのカノジョ』の五章はおもしろかった。 五章は、推し活、歌い手、よくないインターネットにスポットライトが当てられている。そして、その章タイトルが「洗脳」になっている。推し活したことないし、「店外はリアリティがない」という批判的…

コベニは恐怖で足をがくがく震わせながらダンスできそうですごい

『チェンソーマン』第六話がたいへんよかった。特にコベニがよかった。 俺が『チェンソーマン』第六話のコベニみたいに恐怖と不安のあまりに脳がシェイクされて体が自動的に震えて涙を流して歯をカチカチ鳴らすようになったきはただ何かに祈っているだけだっ…

総集編っぽい

酒を飲んでいたらいつの間にか朝になっていた。それが二日連続でつづいてしまったので開き直ってしまった。 来週はきっとSyrup16gのニューアルバムのおかげでちゃんとやれる。今週は過去一しんどそうだが来週の俺はきっとちゃんとやれている。 膨大な量の目…

こんにちはベイビー

なぜだか分からないがどのような自分だとしても開き直れてしまいそう。そのようでしかなかったと思ってしまう。 せめて人の役に立たないといけないという強迫観念があるので為になる情報を書くと、「うたわれるもの」シリーズはスマホのアプリで無料でシナリ…

ラッキー

酔いつづけるのが上手くなりすぎてしまった。軽く十時間以上は酔っているっぽい。その二倍かもしれない。わからない。 泥酔し、すでに明日を落としているっぽいので、明日はおそらく休日になるだろう。 簡単に休日にできるような職には社会的地位も持続可能…

ハッピー

アルコールを大量に摂取すると時間感覚が消滅する。そもそも時間というのは人間が熱力学の第二法則を「発見」してしまう錯覚でしかない。って本に書いてあった。 ブログのタイトルを付けて消した。適当に付け直した。タイトルでアクセス数は変わるというが、…

酩酊日記 part2

Flying Lotusの『You're Dead!』 を聞きながら書いている。二十五歳以降ならば人生でもっとも多く聞いたアルバムと断言できる。 もうだいぶ前だが、このアルバムがトリップしている状態でどのように響くのか気になる一心で生まれてはじめてODを試してみた。…

酩酊日記 part1

休日の息抜きといえば、安酒で泥酔し、意識が曖昧になりつつあるなかで、あえて脳をフル稼働させて理性を保つという遊び。 壱百満天原サロメの百満点ラジオ#2で語られていた「すべて性行為の暗喩に見える米津玄師のPV」は『MAD HEAD LOVE』に違いない。手と…

「小学生もおっさんも遠慮しないで同じゲームで遊ぶ」という光景

さっきまで11歳と31歳が味方同士でスプラトゥーン3の対抗戦をやっている配信を流し見していた。 どのギアの組み合わせが強いか、どういう立ち回りにするか、そのような話を遠慮なくし合っていて、瀬戸口廉也の「小学生もおっさんも遠慮しないで同じゲームで…

一方で「好きな漫画家はあまり有名になって欲しくない」はなさそう

・好きな漫画家はあまり有名になって欲しくないと思ったことはない ・有名人気漫画家になったモリタイシ先生(なぜか敬称を付けてしまう) の話。 「好きなバンドはあまり有名になって欲しくない」系話題はよく目にする。曲にもある。そういう系の歌詞を含ん…

総障害者化、自己責任、決定論、椅子取りゲーム

「精神障害者」という字面は強い。成り行きでそうなった身からすれば、手帳を習得するかどうかの違いしか感じなかったが、この感じ方はおそらく一般的ではないだろう。 障害について様々な著書を出している熊谷晋一郎はコロナによって「総障害者化した」と発…

整理ができない人に収納グッズを買わせない方がいい一例

ADHDの人への「べからず集」 ●整理ができない人に収納グッズを買わせない 『明日からできる大人のADHD診療』 P105 おれの部屋にはインテリアが趣味だった頃(五年以上は前)に購入した、収納グッズが多量にある。 まず、FellowesのBANKERS BOXが十五個ある。…

夜明け前

だらだらとゲーム(サーモンランもしくはノベルゲーム)をしたり、下書きを読み返しては推敲して公開したりしていたら、もう朝になりそうだ。 いま現在、躁のようななにか、俺が勝手に「脳の亢進化」と呼んでいる状況になっている。 こうなると、焦燥感に煽…

ちゃんとした文章が書けるようになりたかった

だいぶ前に書いたやつ。 「当事者エッセイの文章がうますぎて気に入らない」というような、読者感想文で褒められたこともなく、なぜか勉強はしてないけど国語の成績だけはよかったわけでもない俺の、ただの妬み僻みでしかない記事。 ちゃんとした文章が書き…

ゲームのウデマエは成長し、生活環境は悪化している

これは先週の休日の話で、先ほどからサーモンランやバンカラマッチの合間に記事を推敲し、投稿している。 スプラトゥーン3のサーモンランがおもしろい。 今日は、美容室と食材の買い出しに出かけた以外、ほとんどの時間ずっとサーモンランをやっていた。 サ…

小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』を読んだ

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 早川書房 Amazon 小川一水の小説はだいたい読んでいて、『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』は未読だったので読んだ。 人類が宇宙へ広がってから6000年。辺境の巨大ガス惑…

共感できなくても別に

おそらく、俺は共感とコンテンツの話をしている。 ・『愛されなくても別に』から。柔らかで温かなものに傷付くということについて。 小学生の頃、道徳の教科書に載っている家族愛の話を読んで吐きそうになった。授業参観で親と喋る同級生を見た時、両親に日…

雨が止まなくても別に

まくるめさんが「『地獄の道は善意で舗装されている』は使い古されてきている」とツイートしていた。 似たようなものに「止まない雨はない」という慣用句がある。 これにいたっては使い古されているだけではなく、「そうではない」と反論するためのサンドバ…

努力 未来 Spatoon3のサーモンランでんせつカンストできた

8時間くらいSplatoon3のサーモンランをやっていてようやく野良でんせつカンストを達成することができた。 終始ずっと順調だったが、それでも8時間もかかった。 途中、「〇〇 はいしん」や●「〇〇 Vt」、「〇〇 ツイキャス」などのユーザーネームを見かけ、マ…

武田綾乃「愛さなくても別に」を読む

愛されなくても別に 作者:武田綾乃 講談社 Amazon 『愛さなくても別に』がよかったので感想を残しておきたい。 武田綾乃『愛さなくても別に』は、機能不全家族のもとで暮らす日夜コンビニバイトに励む女子大生が主人公の現代小説。タイトルに含まれている愛…

『BLACK SHEEP TOWN』がめちゃくちゃおもしろかった

store.steampowered.com 瀬戸口廉也の新作ADV『BLACK SHEEP TOWN』をクリアした。 滅法おもしろかった。俺が瀬戸口廉也の熱心なファンになったのは、『暗い部屋』や『電気サーカス』などの軽薄さと深刻さを兼ね備えた語りだが、今作はエンターテイメントの読…

ゲームという共通の話題のおかげで甥と仲良くできていると思う

最近仕事が終わったらいつもスプラ3やってます。小学生もおっさんも遠慮しないで同じゲームで遊べる時代は素晴らしいですね。 — 瀬戸口廉也 (@gyyuiuui) 2022年10月1日 スプラトゥーン3から抜け出せないので、待ちに待っていた瀬戸口廉也が脚本を手掛ける新…

syrup16gが5年ぶりのアルバムを勤労感謝の日にリリースするようで

natalie.mu まず嬉しい。syrup16gが5年ぶりのアルバムリリース。なんて嬉しいニュースだろう。 syrup16gを好きになってからというもの、好きなバンドが新譜を出すというニュースに、いちいち嬉しい気持ちにさせられている。 こういう出来事は、一体これで何…

『自閉症と感覚過敏』を読んだ

自閉症と感覚過敏―特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか? 作者:熊谷高幸 新曜社 Amazon 自閉症は、症状の集まりとして診断されている障害であり、症状の範囲についても、さらには関連する障害についても、大きな広がりを見せるようになっていて、その多…

「抽送はポルノ作家限定の内輪の言葉」らしい

ぽいじーにぽれをー。 note.com 読んだ。ピストン運動を意味する「抽送」がポルノ作家の間で使われるようになった経緯についての記事。 ……あれ? 抽送? 俺はなぜか挿送の方を覚えていて、このブログで二回ほど使用したのも「抽送」ではなくて「挿送」だった…

プラシーボ効果はすごい 『精神科医はくすりを出すときこう考える』を読んだ

精神科医はくすりを出すときこう考える 作者:仙波 純一 日本評論社 Amazon エッセイ本ではなく、科学と医学とくすりについての本である。さらに言えば、俗にいう「エビデンス」に依拠した本でもある。 『精神科医はくすりを出すときこう考える』の内容を簡単…

くだらない自分というものと何とか折り合いをつけなければならないよ、それが人生だよ、という歌

岸政彦の『断片的なものの社会学』で以下のような文章があった。 何も特別な価値のない自分というものと、ずっと付き合って生きていかなければならないのである。 かけがえのない自分、というきれいごとを歌った歌よりも、くだらない自分というものと何とか…

思わず親戚の顔になる 相田裕の『1518! イチゴーイチハチ!』を読み返す

1518! イチゴーイチハチ!(1) (ビッグコミックス) 作者:相田裕 小学館 Amazon あまりに外が暑くて出かける予定を取り消し、GUNSLINGER GIRLで有名な相田裕の『1518! イチゴーイチハチ!』を読み返していた。ざっくりいえば、真面目に生徒会活動をやって…

『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』を読む

脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか 脳AI融合の最前線 作者:紺野大地,池谷裕二 講談社 Amazon 脳という分野に限定されるが、バイオハッキングやトランスヒューマンといった身体改造技術の話だ。攻殻機動隊への道筋だ。これがお…

『つながりの作法 同じでもなく違うでもなく』を読む

つながりの作法 同じでもなく 違うでもなく (生活人新書) 作者:綾屋 紗月,熊谷 晋一郎 NHK出版 Amazon 俺が自信をもっておすすめできるアスペルガー症候群の本が『つながりの作法 同じでもなく違うでもなく』。当事者エピソード、理論的枠組み、コミュニティ…